07/02/24 14:52:05 yWd9zF080
まずはカバーをごらん頂きたい。写楽が描いた侍が朝鮮服を着ている。何とも奇妙だが、実は「写楽はスパイとして日本に送り込まれた
朝鮮の画家・金弘道だった」という説の本が韓国で出版され(日本でも翻訳本が出た)、映画化の話まで進んだのだ。まさに偽史誕生である。
日韓の間にはこのような偽史があふれている。いわく「日本は大百済帝国の植民地だった」「天皇の起源は百済王室」「高天原は韓国にあった」
「さむらいの語源は韓国語」等々。著者はこれらの偽史の発生から変容していく様を丁寧に追う。中には日本発の偽史もある。
こうしてみていくと偽史には法則があることがわかる。自らの偽史は「歴史の新発見、再評価」で、他者の歴史認識は「捏造(ねつぞう)、
歪曲(わいきょく)」に思える▽偽史は何度もよみがえり、暴走し、奇妙奇天烈な結果を招く▽日韓友好は偽史を生みやすい▽韓国では
大マスコミも偽史にイチコロである▽韓国人の偽史を批判すると、日本人の場合より大反発を招く--。