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東京慈恵会医科大付属青戸病院(東京都葛飾区、390床)で、1月中旬から今月上旬に
かけてインフルエンザの集団感染が相次ぎ、計21人が発症していたことが分かった。
うち2人が死亡したが、病院側は「原疾患の悪化が原因」と感染との因果関係を否定して
いる。残る19人は回復したという。
同病院によると、集団感染したのは52~92歳の入院患者の男女16人と女性看護師5人。
1月17日~今月5日にかけて、別館にある内科系病棟3階で3人が発症した。
さらに1月29日には、同病棟4階の3人部屋で1人が発症。その後同階の9人が感染し、
うち慢性心不全などで入院していた同室の男性(86)が今月2日に重症心不全で死亡した。
また同3日には、本館の外科系病棟3階の6人部屋で3人が発症。うち脳梗塞(こうそく)
後遺症などで入院していた男性(77)が肺炎などの悪化で同5日に死亡した。
看護師5人はそれぞれの病棟担当だった。
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