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中国の弾道ミサイルによる衛星破壊実験で発生した約10センチ以上
の破片(デブリ)が地球の上空を大量に取り巻き、国際宇宙ステーション
(ISS)や人工衛星が危険な状態にさらされていることが米民間分析機
関によるコンピューター画像の分析で明らかになった。
雲のような無数のデブリが北極から南極の上空を通る軌道をびっしりと
埋めており、赤道に対して約50度傾いて地球を回るISSが、南半球の上
空でデブリ帯を通過することがわかった。計算に基づく具体的な衝突の
危険性が示されたのは初めてで、分析を担当した科学者は「脅威であ
る」との見方を示している。
分析したのは世界の宇宙機関や軍事専門家らに衛星解析データを提
供する「CSSI」のトーマス・ケルソ博士。北米航空宇宙防衛司令部が正
確に把握した大きさ10センチ以上と見られる517個のデブリの軌道デー
タなどをもとに、日本時間先月12日の破壊から14時間の動きを追跡し
た。YOL
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