07/07/21 12:30:16
★このあいだ、ソフトの年齢推奨を見て、驚いた作品がある。
『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』だ。『ゼルダ』シリーズと言えば、
子供たちに愛と勇気を伝える作品の筆頭に挙げられる作品だとボクは思っている。
それがB指定。つまり12歳以上は推奨のマークが貼り付けられていたのだ。
なんで?って思うよね。実際にゲームをやってみてもよくわからない。
一説には、低年齢の子供が観るには過激なシーンがあるということらしい。
何かの表現手段で、CEROの決めた項目に引っかかるということなんだろうけど、
相変わらず、木を見て森を見ない判断だと思う。
審査する側には、作者が伝えたいモノをしっかり見極めて、そのうえで推奨の年齢を判断してほしい。
少なくとも『ゼルダ』は、勇気を持って悪と戦い、子供たちに力を与えてくれる作品だ。
それを部分的な表現だけで、小学生には向かないという基準を出すのは、あまりに愛のない審査だとボクは思う。
それでも基準があるから、B指定、12歳以上という基準にしないといけないというなら、せめて、どの部分に問題があって、
こういう判断を下しましたという、説明書きをしっかり入れてほしい。
そうすれば、親に負担をかけない、判断基準を明確に出来る。
相変わらずゲームに対する無理解は多い。それによって傷ついて、嫌な思いをするのは、プレイヤーである子供たちだ。
親は、愛する子供たちのためにも、彼らが大好きなゲームという文化に対して偏見をなくすべきだ。
さらにゲームを作る側、売る側、審査する側も、よりゲームを理解してもらいやすい土壌を明確に作っていくべきだ。
ゲームの未来のためにも、両方が歩み寄り、よりお互いを理解しやすい土壌を作っていくべきだ。
これは、いま考えないといけない問題だと、ボクは強く思う。
情報元:週刊ファミ通7/27号 浜村通信より一部抜粋