07/07/01 10:31:55
★ゲームソフト大手が、PS3などのソニー・コンピュータエンタテイメント(SCE)向けソフトを減らし、
ニンテンドーDSやWiiなどの任天堂ゲーム機向けソフトに移行している傾向にあるようだ。
大手ソフト制作会社3社(バンダイナムコゲームス、セガ、カプコン)の今年度のゲームソフト出荷計画は、
任天堂向けが2688万本、SCE向けが2329万本となり、任天堂が上回る見通し。
DSなど任天堂ゲーム機向けのソフトは、脳トレや計算、英語などの学習ソフト、
料理レシピを見られるなどの実用ソフトの人気が大きく伸びている。バンダイナムコでは今年度105種、
セガが419種に種類数を増やす。いずれも、倍近い伸びである。
高齢者や子供といった、これまでゲームをやらなかった人口まで取り込んで市場を開拓した戦略が成功した。
一方でバンダイナムコ、セガ、カプコンはそれぞれ、
PS3やPSPなどのSCEゲーム機向けソフトをそれぞれ3~4割減らすと発表している。
PS3向けソフトは制作費がかさみ、ヒット作と呼ばれる数十万本を突破しないと採算が合わないこと、
またSCEゲーム機の売り上げの不調が原因と考えられる。
SCEの新作ゲーム機PS3は、目標出荷台数600万台を大きく下回り、3月末で550万台。
予測されていたPS2からの乗り換えも不調で、
PS3よりもむしろPS2向けソフトが販売数で上位に食い込んでいる状態である。
ゲームソフト大手のスクウェア・エニックスやコナミの担当者は、
PS3の普及が進むまでソフトの開発・発売を待つという。
SCEでは、PS3の普及には先立ってのゲームソフト充実が不可欠であるとして、タイトル増加を目指しているという。
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