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タミフルと睡眠障害の関係、厚労省部会が否定見解まとめる
インフルエンザ治療薬タミフル服用者の異常行動を調べている厚生労働省の作業部会は21日、
服用と睡眠障害との関係について「現時点では因果関係は認められない」との中間報告をまとめた。
作業部会は、睡眠障害以外も検証する予定で、同省は12月中旬にも、服用と異常行動との因果
関係について結論を下す。
この日は、一部の異常行動が睡眠障害の症状と似ていることから、輸入販売元の中外製薬が
服用と睡眠障害の因果関係の有無について調べた試験を検証した。試験は20~22歳の健康な
男性13人にタミフルを投与し、脳波状態、睡眠時間、体調の悪化などを調査。解析を終えた11人分
について調べたが、因果関係は認められなかったという。
また、厚労省は同日、異常行動を起こした患者が9月末時点で、前回集計(5月末)より71人多い
282人に上ったと報告した。2001年2月の販売開始以降、副作用が疑われる症例は1432人で、
うち異常行動による死亡は8人(前回比増減0)。突然死は13人と前回より1人増えたが、「過去の
報告分を整理し直した結果」としている。
(2007年11月22日0時12分 読売新聞)
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