07/10/24 22:33:47
via 新華社
中国国家航天局(CNSA)は予定通り、北京時間10月24日18時5分(日本時間19時5分)、
同国初の月周回探査機「嫦娥1号」を載せた「長征3号甲(CZ-3A)」ロケットを、
四川省の西昌衛星発射センターから打ち上げた。
打ち上げられた「長征3号甲」ロケットは順調に飛行し、打ち上げから約25分後に
「嫦娥1号」を所定の軌道へ投入し、打ち上げは成功した。
「嫦娥1号」は今後地球周回軌道で軌道修正を行い、11月5日に月周回軌道に
投入される予定。その後、高度200kmの月周回軌道で、CCDカメラ、マルチスペクトルカメラ、
レーザ高度計、ガンマ線スペクトロメータなどを用いて、1年間にわたって月面を観測する。
今回の打ち上げは長征ロケットシリーズにとって103回目の打ち上げで、1996年10月の
失敗以来、61回目の連続打ち上げ成功である。
また、今回の打ち上げはテレビやインターネットなどで生中継され、現地での
打ち上げ見学には、海外から宇宙開発関係者らも初めて招かれた。中国側が
宇宙開発において、これほど大胆な情報公開を行ったのは初めてのことで、
海外メディアに限らず、中国国内のメディアも驚いている。
これに対し、中国国家航天局は「ありのままを見せているだけで、何も隠すことはない」とし、
自国の宇宙開発技術の高さに自信を見せた。
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ソース:sorae.jp
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■我国首顆探月衛星嫦娥一号発射(新華社)
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