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かぐや、月観測軌道に到達 「大きなハードル越えた」
宇宙航空研究開発機構は21日、月探査機「かぐや」を月を回る観測軌道に
投入することに成功したと発表した。12月中旬までに14種類の搭載機器を点検し、
アポロ以来の大がかりな観測を始める。
かぐやは、今月5日に月を大きく回る軌道に入り、子衛星「おきな」と「おうな」を
切り離した後、高度を下げて月との距離を縮めていた。
18日に地球からの指令を受けて、月の北極と南極の上空を結ぶ高度80~
120キロの軌道に入った。今後1年間、約100キロの高度を2時間ほどで1周
しながら観測を続ける。
重力場の影響を受ける低い高度を利用し、月内部の構造を調べたり、岩石の分布や
クレーターの形などを調べたりする。ハイビジョンカメラで「地球の出」も撮影する予定だ。
朝日新聞
URLリンク(www.asahi.com)
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宇宙航空研究開発機構プレスリリース
月周回衛星「かぐや(SELENE)」のクリティカルフェーズの終了について
URLリンク(www.jaxa.jp)
月周回衛星「かぐや(SELENE)」搭載のモニターカメラによる月撮影画像について
URLリンク(www.jaxa.jp)