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肥満でも、ダイエットしないで糖尿病やメタボリック症候群を治療できる-。
そんな夢のような方法を島野仁筑波大准教授(内分泌代謝・糖尿病内科)らの研究グループが
マウスの実験で突き止め、1日付のネイチャーメディシン(電子版)に発表した。
糖尿病は、膵臓が分泌するインスリンが不足したり効きが悪くなったりして、細胞が血液中の
ブドウ糖を取り込まなくなる。今回、ある特定の酵素を欠損させることでインスリンの効きが悪く
なる状態の「インスリン抵抗性」を改善することに成功した。
島野准教授は「太り放題でも病気にならない治療薬ができるかもしれない。しかし、あくまで
生活習慣病には食事や運動の改善が1番で、それがどうしても続かない患者への手段だ」と話した。
(共同)
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
Crucial role of a long-chain fatty acid elongase, Elovl6, in obesity-induced insulin resistance
Nature Medicine, Published online: 30 September 2007 | doi:10.1038/nm1662
URLリンク(www.nature.com)