07/10/21 12:49:30 02PEvL6N
>>249
ごめん自分で読み返してもよくわからない文だった。
人間はもともと雑食とはいえどちらかというと肉食動物なので植物食に適した消化器官を持っていなかった。
木の実や草の種を食べたり薬草を利用したりは人類誕生の頃からしていたはずだが
所詮、副次的なものに過ぎず主たる栄養は動物食で補給しなければならなかった。
どんぐりからぶなやこならの芽が出ているものなんて森に入れば珍しくないし種を蒔けば芽を出すていう程度は知っていたどころか
個々の植物の特性や陽のあたり具合や土の肥え方や湿り具合との相性も現代人に劣らない程度にはわかっていただろう。
鹿や猪などの哺乳類やキジや鴨などの鳥類を主な狩猟対象=主食としていた東ユーラシアの古代人にとって
任意の植物を人工的に大繁殖させることは知識や技術の面では十分可能だったが
それによって狩猟対象となる動物が人為的な開墾などの気配を察して寄り付かなくなることの
問題点のほうがあまりにも大きすぎたために、それとわからないように、あたかも自然に繁殖しているかのような感じで
薬草などの植物を人工的に栽培するということが行われていて
その歴史はたぶん1万年や2万年どころじゃなく古いだろう
といいたかったのです