07/09/15 08:27:12
◇ダイハツが新技術 貴金属使わない燃料電池開発
(画像)新型燃料電池(中央の四角い箱)を積んだダイハツの車の模型。貴金属を一切使っていない
URLリンク(www.sankei.co.jp)
ダイハツ工業は14日、水素と酸素の化学反応で発電する燃料電池について、電極触媒材料に
貴金属を使わない新技術を開発したと発表した。
水しか排出しない燃料電池自動車は「究極のエコカー」として、世界の自動車メーカーが開発にしのぎを削っており、
低コストにつながる今回の新技術が採用される可能性もありそうだ。
ダイハツによると、従来の燃料電池車は、電極触媒材料として高価なプラチナ(白金)が不可欠。
プラチナは1台当たり100グラム(約45万円)を使用するとされるが、新技術ではニッケルなど
安価な金属を使うことで、大幅なコスト削減ができるという。
燃料には水加ヒドラジン(液体)を利用。
天然には存在せず、アンモニアを酸化させてつくるが、固体化や再液体化が可能で、取り扱いが容易なのが特徴だ。
都内で記者会見したダイハツの木村新取締役は「燃料電池の普及の可能性を高める。今後、関係各所と
パートナーシップを結び、早期に実用化したい」と強調した。
ダイハツは、親会社のトヨタ自動車と燃料電池軽自動車を共同で開発し、公道で走行試験も行っていた。
ソース:産経新聞
URLリンク(www.sankei.co.jp)