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「国際キログラム原器」が謎の減量50マイクログラム
パリ─フランス・パリ郊外のセーブルにある国際度量衡局で、厳重に管理・保管されている
1キログラムの標準器「国際キログラム原器」が、50マイクログラム(μg)軽くなっていることが
判明した。同時に作られた複製品には変化がなく、質量が変化した理由も見当が付かず、
研究者らが困惑している。
(中略)
「国際キログラム原器」は質量の基本となる原器のため、国際度量衡局では真空状態にした
二重の気密容器中で保管し、質量に変化がないように厳重な注意を払っている。
AP通信によると、変化したとみられる50μグラムは、ほぼ「指紋がついた」質量に匹敵するという。
国際度量衡局の物理学者リチャード・デイビス氏は、「同じ時期に同じ材料から作られ、
同じ条件で保管している複製には変化がなく、納得のいく説明がつかない」と話す。
国際度量衡局に保管されている原器は、3重に鍵がかかった金庫の中にあり、ほとんど外に
出されることはない。定期的に、世界各地で保管されている公式複製と比較する場合のみ、
金庫の外へ出される。
「国際キログラム原器」の質量が変化したことについて、ドイツ計量標準当局のミヒャエル・
ボリス研究員も、「原器が軽くなったのか、公式複製が重くなったのか、はっきりしていない」と
原因をつかめない様子だ。
(以下略)
CNN/AP
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