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【モスクワ=緒方賢一】ロシア宇宙庁は31日、2025年までに月への有人飛行を実現し、
28~32年に月面基地を建設することを柱とする宇宙開発の長期計画を策定した。
ペルミノフ長官がインターファクス通信などに明らかにした。
宇宙開発はソ連時代から国家の威信をかけた戦略的な重点分野で、プーチン政権は
国力回復を追い風に、米国に大きく水をあけられた宇宙開発への取り組みを強化している。
長期計画によると、新型の宇宙船は15年までに開発し、20年以降には地球周辺の
軌道を回る新たな宇宙ステーションも建設するという。
計画は3段階に分け40年までの目標を設定した内容で、火星への有人飛行も35年
以降には実現するとしている。
米国は、18年を目標に月への有人飛行を再び行い、20年までに火星への有人探査を
実現させる計画。中国は、10年までに月面での無人探査を目指している。
(2007年9月1日14時11分 読売新聞)
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