07/08/29 16:05:47
アインシュタインが一般相対性理論で予言した「時空のゆがみ」が中性子星のそばで
起こっている様子を、米ミシガン大などのチームがとらえた。日本のX線天文衛星「すざく」
などの観測データから、「ゆがみ」の割り出しに成功した。
中性子星は星の最晩年の姿のひとつ。直径が30キロに満たないのに、質量は太陽ほども
ある。チームは中性子星のそばを超高速で周回している鉄の原子に注目。3個の
中性子星の周囲で、鉄の原子が放出するX線の波長を詳しく調べた。
すると、波長が周回速度などから予測される値より長めにずれていた。ずれの幅は「時空の
ゆがみ」効果と、よく一致していたという。
チームによると、中性子星のそばの「ゆがみ」をとらえたのは初めて。「相対性理論を検証
する新たな手段になる」としている。
ソース:asahi.com
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中性子星想像図:asahi.com/NASA提供
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