07/10/03 18:13:15 Sf6bu6FI
>>568
余剰次元の空間とマクロに広がってる3次元空間の関係は、
ちょっと次元の数を落として考えてみると分かりやすい。
例えばパイプの表面。パイプは、長さに比べて直径が非常に小さいものを考える。
直径の長さに比べてずっと長い物体がパイプの中にある場合、
大まかには前後という1次元方向の動きしか見えない。
パイプの中で動径方向に多少動いても、影響を見出すのが難しい。
しかし直径に近いかそれ以下の長さの物体を観測することができれば、
前後の動きも上下左右の動きも影響の程度は同じように見なければならなくなる。
この場合、パイプの長い方向がマクロに広がっている3次元空間に対応し
パイプの中の直径方向の広がりが小さくしか広がっていない余剰次元の空間に対応する。
パイプの中で重力だけは前後だけでなく動径方向にも動けるが、
電磁気力など他の力は(例えばパイプの中に敷かれた一つのレールの上に固定されて)
前後にしか動けない…というのがいろいろある余次元重力理論のミソ
このおばちゃんの理論はその中で余剰次元の広がりパターンとして特定の構造を主張しているもの。
余剰次元の影響が観測できても、このおばちゃんの言う通りの構造とは限らない。
詳細なデータが観測できれば、複数の余次元重力理論間で比較が可能になる。