07/07/25 21:28:16
via NASA
NASAの知能ロボット工学研究チーム(Intelligent Robotics Group)は7月12日、
開発中の新しい月面ローバーのプロトタイプ2台(K10 BlackとK10 Red)を、
カナダ・デボン島のホートン・クレーターに持ち込み、試験を開始したようだ。
デボン島は北極圏に位置し、世界最大の無人島である。寒い上、風も強く、
砂ぼこりも舞い上がる乾燥した砂漠地帯で、月や火星の環境に似ている。
このような環境で試験することによって、火星と月でロボットがどのように
動くのか、評価できると研究者らは考えている。
「我々はロボットと人間の共同チームの可能性を探っている。月と火星での
活動を準備するために、人間とロボットがそれぞれ、デボン島でどれだけの
科学成果を出せるのか、調査している」
今回の試験について、NASAエイムズ研究所のS.ピート・ワーデン氏はこのように述べた。
2台のK10ローバーは共に幅約50cm、高さ約100cmで、立体レーザスキャナーや
地中探知レーダーを搭載している。試験は7月31日まで続く予定で、ローバーは
期間内で、クレーター内約120エーカーの面積を調査する予定となっている。
(画像等の詳細はソースを御参照下さい)
ソース:sorae.jp
URLリンク(www.sorae.jp)
■NASA Robots Practice Moon Survey in the Arctic Circle
URLリンク(www.nasa.gov)