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クローン技術で精子を複製 邦人研究者がマウスで
クローン技術を応用して精子と同じ遺伝情報を持った細胞を幾つもつくり、
この“複製精子”を卵子と合体させてマウスの子どもを誕生させる実験に成功したと、
米コーネル大の竹内巧・助教授らのチームが、フランスのリヨンで開催中の
欧州生殖医学会で3日発表した。
将来は、精子がほとんどつくれない不妊症の男性の精子にこの方法を適用し、
妊娠の確率を上げるのに役立てられる可能性があるという。
チームは、細胞核を取り除いたマウスの卵子に、微細なガラス管を使って精子を
1個注入した。核を抜いた卵子に別の細胞を入れるこの手法は「核移植」と呼ばれ、
クローン動物づくりで最も重要な技術。
この細胞はその後分裂を始めたため、“複製精子”と言える分裂細胞の1つを、
顕微鏡下の操作で別の卵子の中に送り込んだところ、受精したのと同じように
発育が進み、約80%が、100個程度の細胞からなる胚盤胞という段階に達した。
こうしてできた64個の胚盤胞を、代理母役の6匹の雌マウスの子宮に移植した結果、
11匹の赤ちゃんマウスが誕生。
2007/07/03 21:18 【共同通信】
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