【生物】琉球海溝に新種のクラゲ 無人探査機「かいこう」の訓練潜航中に発見at SCIENCEPLUS
【生物】琉球海溝に新種のクラゲ 無人探査機「かいこう」の訓練潜航中に発見 - 暇つぶし2ch1:まぁいいかφ ★
07/06/13 17:50:19
■ 沖縄本島南方の海底で奇妙な形態の深海生物を発見~新種のクシクラゲの可能性~

 海洋研究開発機構(理事長 加藤康宏)は、沖縄本島南方(約200km)の琉球海溝において
撮影した画像の解析を行った結果、奇妙な形態のクシクラゲ*1の1種を発見し、既知の
クシクラゲ類とは分類学的に異なる新種である可能性が高いことが判明しました。
 今回解析した画像は、2002年4月5日に琉球海溝(北緯24度25分、東経127度21分:別紙)の
水深7,217mの海底において無人探査機「かいこう」の訓練潜航中に撮影したものですが、
本成果は、クシクラゲ類の分類系統についての見直しおよび再編を進めていく中で明らかに
なりました。
 本成果については、今月出版される科学雑誌「Plankton and Benthos Research」の
2巻2号に掲載されます。

概要
1. この深海生物はクシクラゲの仲間で、2本の長いフィラメント(糸状の構造)の先端を
 海底にアンカーを打つようにして付着させ、凧のように浮いており、このフィラメントの
 反対側の胴体から2本の触手を伸ばし、餌となる生物を捕食していると推測される(写真A~D)。
2. 画像を詳細に解析した結果、今回発見した深海生物は、櫛板を八本持っていることから
 有櫛動物門(クシクラゲ)の1種であることが判明し、2本の長い触手を持ち袖状突起や
 耳状突起を有しないことなどからフウセンクラゲの仲間であることが明らかとなった。
 しかし、これまでに知られているフウセンクラゲの仲間には存在しないフィラメントが存在し、
 それらを用いて海底に付着していることから、これまでに知られているクシクラゲ類とは
 異なる新種の可能性が高い。
3. 今回発見されたクシクラゲの生体は採取されておらず、また得られた画像からも
 内部構造の解析ができない。クシクラゲ類の分類・種同定を確定するためには、
 体内部の水管構造などを詳細に観察することが必要であるため、今後、生体の
 標本を採集する必要がある。

〔用語解説〕
* 1 クシクラゲ:
クシクラゲ類は有櫛動物門(ゆうしつどうぶつもん)に属し、櫛板(くしいた)と呼ばれる組織を持つ。
代表的なものは沿岸にしばしば出現するウリクラゲ、カブトクラゲ、フウセンクラゲなどがある。
名前に「クラゲ」と付いてはいるが、いわゆるクラゲ類(ミズクラゲ、エチゼンクラゲなど)は
刺胞動物門に属し、刺胞(しほう)と呼ばれる組織をもつものであり、この二つは別のグループ
である。どちらも多くは体が透明でゼリー質の組織から成ることから、分類学的に門のレベルで
異なっているが、どちらも「クラゲ」と呼ばれているようである。クシクラゲ類は世界で100~150種
程度の現生種が知られている。

(画像等の詳細はソースを御参照下さい)

ソース:独立行政法人海洋研究開発機構 (JAMSTEC)
URLリンク(www.jamstec.go.jp)


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