【医療】血液が緑色になってしまった男性[06/11]at SCIENCEPLUS
【医療】血液が緑色になってしまった男性[06/11] - 暇つぶし2ch1:冷やし中華 部分的に終わりました(060918)φ ★
07/06/11 21:20:52
節足動物など、青い血を持つ生き物もいる。だが、人間の血液は赤いに決まっている。
とりわけ動脈血は鮮やかな赤である。ところが、カナダ・バンクーバーのセントポール
病院の医師たちは、深夜の緊急オペの直前、患者の動脈血を見て愕然とした。

その患者の動脈血は、深緑色だったのである。英国の医学誌“The Lancet”の最新号に、
本件の詳細を述べる論文が収録されている。

セントポール病院のアラーナ・フレクスマン医師と彼女の同僚らが緑色の血液を持つ
患者と遭遇したのは、2005年10月の深夜のことだった。患者は42歳の男性で、ひざまず
いた姿勢で眠った後、両脚の筋組織の内圧が異常に上昇する症状を呈して搬送されてきた。
コンパートメント症候群と診断された。

内圧を下げる処置を取らずに放置すると、神経系統に回復不能な損傷が及ぶ危険があった。
そこで、緊急手術が行われることになった。麻酔研修医のフレクスマン医師は、動脈ライン
の挿入と管理を担当することになった。

動脈ラインは、手術中に血圧を監視する目的で使用される。患者の動脈内にラインが挿入
されると、ラインの中に真っ赤な血液が流れ込む。その鮮やかな赤は、血中のヘモグロビン
が酸素と結合していることを示す。

フレクスマン医師が患者の手首動脈からラインを入れたところ、ラインの中に流入してきた
血液は鮮やかな赤色ではなかった。深緑色をしていた。アボガドの皮のような緑暗色だった。

オペ室のスタッフ全員が愕然としたことは言うまでもない。血液のサンプルを取って大至急
検査にかけたところ、血中のヘモグロビンが酸素と結合しないメトヘモグロビン血症の疑い
が濃厚との結果が出た。

検査室で精査を続ける一方、オペ室でも緊急手術が続行された。ともかく、コンパートメント
症候群にかかった男性患者の脚部筋組織の内圧を下げる手術はなんとか成功した。

翌日、検査室から精査の結果が報告された。男性患者はサルフヘモグロビン血症にかかって
いるという。サルフヘモグロビン血症では、ヘモグロビンに酸素ではなく硫黄族物質が結合
してしまうため、血液が酸素を正常に運搬できなくなる。

このような硫黄族物質は、一部の薬剤に含まれている。実は、この男性患者は日ごろから
偏頭痛に悩まされており、片頭痛治療薬スマトリプタンを大量に服用していたことが判明した。
スマトリプタンの採り過ぎが原因となって、血中の硫黄分が高くなり、サルフヘモグロビン
血症になったのではないかと見られている。

男性患者のコンパートメント症候群は手術により完全に治った。サルフヘモグロビン血症に
ついては、5週間にわたって男性にスマトリプタンの服用を絶たせたところ、血液が普通の赤色
に戻ったという。ともあれ、無理な姿勢で睡眠を取り、コンパートメント症候群になったおかげ
で、血液の異常が判明したわけである。

URLリンク(www.cfrb.com)

(日本語訳・解説)
URLリンク(rate.livedoor.biz)


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