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厚生労働省は18日、関東地方を中心にはしかが流行しており、ワクチンが
不足する恐れがあるとして、都道府県や日本医師会などに対し、無駄を避け
適切な接種を行うよう通知した。
厚労省によると、はしか単独のワクチンは、4月末から需要が急増。今月
16日までに14万本が出荷され、メーカーなどの在庫は11万本になった。
新しいワクチンの生産には時間がかかり、9月ごろまで、新たな供給はない。
通知は、はしかが流行していない地域では、やみくもにワクチン接種せず、
まず血液検査で免疫の有無を確認するなど流行状況に応じた対応を行うこと、
適正量のワクチンを購入することを要請。在庫が不足した場合、ワクチンを
融通し合うように求めている。
はしかと風疹(ふうしん)の混合ワクチンは、16日現在、34万本の在庫が
ある。厚労省の担当者は「はしかと風疹のワクチンをどちらも接種していない
人もいるので、混合ワクチンも活用してほしい」と話している。
(2007年5月18日19時47分 読売新聞)
ソース URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
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