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太陽電池の発電効率を最大化させるためには太陽の方向に太陽電池
パネルを向けておく必要があった。そのため固定化されて設置されて
いる太陽電池の場合、昼をピークにして発電量が減少してしまうと
いう欠点を持っていた。
そのような既存の太陽電池パネルの欠点をカバーする画期的な太陽
電池パネルの生産にジョージア工科大学が開発に成功した。
ジョージア工科大学が開発した太陽電池パネルは平坦な発電素子では
なく、高さ100μm (1μm=0.001mm)の棒状の発電素子の集合体で作ら
れており、この特殊な構造のために太陽光がどの方角から照射されて
いても効率的な発電を行うことが可能となっている。
一般的な太陽電池パネルの場合、発電効率が一番高いのは太陽光が
パネルに対して90度の方向から照射される1度限りとなる。そのため、
1日の発電効率を表したグラフは昼にかけて頂点を作る山型となる。
対して、この太陽電池パネルの場合、太陽光が90度上から照射される
時よりも斜めから照射されるときの方が発電効率が高くなるために、
1日を通した発電効率を表したグラフは午前中と午後の2度に渡って
ピークを作る2つの山が描かれることとなる。山が2つ存在する分、
一般的な太陽電池パネルよりも総発電量は多くなる見通しだ。
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