07/04/03 23:19:06 BE:228835073-2BP(4377)
イギリスの医療研究チームが、たった1つの幹細胞から、人間の心臓の組織を
造り出すのに成功した。これによって、心臓移植の際のドナー不足の問題も
解決しそうだと地元の新聞各紙は伝えている。
The Guardian紙は、今年の終わり頃にも動物を使った同様の移植実験を成功
させることができれば、3年以内には人間の幹細胞から造った心臓の組織を、
人間に移植する手術が可能になるだろうと伝えている。
インペリアル・カレッジ・ロンドン(ロンドン大学:Imperial College London)
の心臓外科医であり、今回の研究の先導的役割を果たしたMagdi Yacoub博士は、
骨髄の幹細胞を使って心臓の組織を造り出すことに成功した。
幹細胞というのは、あらゆる組織に変化する
ことができる「万能の細胞」なのである。
Yacoub博士は、数十年間に渡って移植用の心臓不足の解消に尽力してきたが、
博士は、「この研究によって心臓移植の可能性は無限に広がることになる
でしょう。この研究は非常に困難な研究ですが、非常に大望のある研究ですね。
積み重ねた実験によって、心臓移植の困難な状況を打ち破る日は近づいたと
実感しています。想像以上に早い段階で、幹細胞からの心臓移植が可能になる
日がやってきても私は驚きませんね。」と語る。
心臓移植の現場では現在、移植用の心臓の不足に悩まされている。心臓の機能
を人工のもので補うことはできるが、全てを補うことはできない。
したがって、肝細胞を使って心臓を人工的に造り出す技術が確立すれば、心臓
外科医たちの研究はようやくゴールを迎えることになる。心臓移植に使用する
心臓が、自分の細胞由来のものであれば、拒絶反応を起こす危険性もないのである。
URLリンク(www.int.iol.co.za)
(日本語訳・解説)
URLリンク(www.sorainu.com)