【エネルギー】 海藻からバイオ燃料 日本海で2000万キロリットル生産する構想 東京海洋大など [070323] at SCIENCEPLUS
【エネルギー】 海藻からバイオ燃料 日本海で2000万キロリットル生産する構想 東京海洋大など [070323] - 暇つぶし2ch1:高度5000mから目玉おやつφ ★
07/03/25 00:16:15

海藻からバイオ燃料 東京海洋大、三菱総研など
日本海で2000万キロリットル生産へ
FujiSankei Business i. 2007/3/23  TrackBack( 6 )

 養殖した海藻から石油代替燃料として注目されるバイオエタノールを大量に生産する壮大な構想が
22日、明らかになった。東京海洋大、三菱総合研究所を中心に三菱重工業など民間企業が参画する
研究グループがまとめたもので、日本海に1万平方キロメートルの養殖場を設け、
ガソリンの年間消費量6000万キロリットルの3分の1に相当する2000万キロリットルの
バイオエタノールを海藻から生産する計画だ。

政府は2030年度に国産バイオ燃料を600万キロリットル生産する目標を掲げており、
今回の構想は目標を実現する有力な方法として注目されそうだ。

 この構想は、26日から神戸市中央区の神戸国際会議場で開かれる国際学会
「国際海藻シンポジウム」で、東京海洋大の能登谷(のとや)正浩教授が発表し、
国家プロジェクトとして推進するよう国の成長戦略方針「イノベーション25」への盛り込みを
政府に働きかける。

 研究グループには三菱総研、三菱重工業のほか、民間企業はNEC東芝スペースシステム、
三菱電機、IHI、住友電気工業、清水建設、東亜建設工業、関東天然瓦斯開発が参加し、
独立行政法人・海洋研究開発機構も名を連ねている。

 バイオエタノールは、サトウキビやトウモロコシなど植物を原料に生産されている。
これまでに、海藻を発酵させてつくるといったアイデアもあったが実現していない。
今回の構想では、海藻を分解する酵素を利用したバイオリアクター(生物学的反応器)と呼ばれる
特殊な装置で糖に分解し、エタノール生産を目指す。

 構想は、日本海中央にある浅瀬の「大和堆」に、ノリやワカメを養殖するような大型の網を張り、
繁殖力の強い「ホンダワラ」を養殖し、バイオリアクターなどの装置を搭載した船で分解し、
生産したエタノールをタンカーで運ぶというもの。

能登谷教授は「大陸から日本海に流れ込む過剰な栄養塩を海藻で除去することも期待できる」としており、
バイオエタノール生産と日本海浄化の“一石二鳥”の効果がありそうだ。

 海藻の主成分はフコイダンとアルギン酸で、フコイダンを分解する酵素はすでに見つかっている。
研究グループは、アルギン酸を分解する酵素を発見したり、遺伝子組み換え技術を応用すれば
実用化が可能とみており、プラントの開発や投資額なども含め総合的な研究に入る。

URLリンク(www.business-i.jp)


レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch