07/03/14 00:16:05
via SpaceDaily
SpaceDailyなどによると、イタリア航空宇宙研究センター(CIRA:Italian Centre for
Aerospace Research)は、無人シャトル宇宙船(USV:Unmanned Space Vehicle)の
プロトタイプである、「カストーレ(Castore)」の飛行試験に成功したようだ。
飛行試験は2月24日の午前に行われ、「カストーレ」はトルトリ空港から気球で打ち上げられ、
高度2万1000mで放出された。放出された「カストーレ」は速度マッハ1.05に達し、その後、
パラシュートを使って減速し、海面に着水した。
「今回のミッションの目的は、宇宙船の大気圏再突入の最終部分をシミュレーションである。
落下時、500個のセンサーがデータを取得した」
CIRAはプレスリリースの中に、このように発表している。
USVの開発はCIRAを始め、ESA、イタリア宇宙局、イタリア空軍などが参加し、
2002年に始まり、2012年の機体完成を目指している。予算はおよそ1億7900万ユーロで、
プロトタイプは「カストーレ」の他、「ポルーチェ(Polluce)」の2機が製造されている。
特に「ポルーチェ」は、現在開発が進められているベガロケットに搭載され、2012年に
サブオービタルもしくはオービタルまで、打ち上げられる予定となっている。
(画像等の詳細はソースを御参照下さい)
ソース:sorae.jp
URLリンク(www.sorae.jp)
■Italy Tests Prototype Of Unmanned Space Shuttle Castore
URLリンク(www.spacedaily.com)
■Vola lo Space Shuttle italiano(イタリア語)
URLリンク(www.dedalonews.it)