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【ワシントン=増満浩志】社会性や意思伝達の能力の発達が遅れる
「自閉症スペクトラム障害」(ASD)が、150人に1人の割合で
発症しているとの調査結果を、米疾病対策センター(CDC)が8日発表した。
「500に1~3人」という従来の推計を超える高い発症率で、
CDCは「定期健診で早期に診断し、治療へつなげる体制が重要だ」と指摘している。
調査は、2002年に14州で実施。ASDの診断が出尽くす年齢の8歳児に
注目し、医療機関や学校などの記録から患者数を調べた。その結果、発症率は
0・66%とはじき出された。ただ、州によって0・3~1%と差があり、調査地域が
全米の10%の8歳児しか含んでいないため、CDCは「全国の正確な発症率は不明」としている。
ASDには、知的障害を伴う狭義の自閉症から、知能には問題のない
アスペルガー症候群まで含まれる。先天的な脳障害が原因と考えられているが、
詳しい仕組みはわかっていない。
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