07/01/29 22:12:31 BE:43588122-2BP(4377)
火星の内部には大量の水と二酸化炭素が閉じこめられている可能性が
あるとする論文が最新号の米科学専門誌「サイエンス」に掲載された。
スエーデンの宇宙研究機関(Swedish Institute of Space Physics)
の研究者、S.バラバッシュ氏とR.ランディン氏の2名が火星探査機
「マーズ・エクスプロレーション・ローバー」とる火星探査船「マーズ・
エクスプレス」が送信してきたデータを解析した結果。火星の大気
にはかつて水と二酸化炭素が含まれていたことを確認すると同時に、
激しい太陽風による大気の流出は、ほとんど発生しないということが
明らかとなった。
バラバッシュ氏によると現在の流出速度から逆算すると、過去35億年
間失われた二酸化炭素はわずか0.2~4ミリバール、水は数センチに
止まると推定している。
大気がどこに行ったかよくわかっていないが、まだ火星の地表下に
存在しているのではないかとも推測している。
画像は火星探査機「マーズ・エクスプロレーション・ローバー」の
想像図。マーズ・エクスプロレーション・ローバーは2003年に火星に
着陸したNASAの探査機で「スピリット」と「オポチュニティー」の2機
の探査機から構成されいる。NASAでは2007年9月まで運用を続けること
を予定している。画像を拡大する
URLリンク(www.technobahn.com)