06/12/24 15:36:34
勃起不全(インポテンツ:ED)に悩む数多くの男性に愛用されている薬品”バイアグラ”
には、驚くべき副作用が隠されていた。それは、「免疫システムを強化し、ガンになり
にくくする」というものである。バイアグラに代表される勃起不全治療薬は、血管を拡張し、
血流を促してペニスが勃起する力を助ける働きをする。
人体には生まれつき、悪性の腫瘍(ガン)を破壊するための抗体を生成する免疫システム
を備え持っているが、悪性腫瘍は自らの姿を抗ガンキラーT細胞にその姿を悟られないよう
にするための”隠れ雲”のような化学物質を作り出す。
そこで、バイアグラに含まれる硝酸が、隠れた悪性腫瘍の姿をキラーT細胞に発見させ、
キラーT細胞が腫瘍を攻撃するよう仕向けるような働きをするのである。
Johns Hopkins Kimmel Cancer Centreの研究者グループは結腸癌を患ったマウスを使って
実験を行い、バイアグラの成分を与えられたマウスの悪性腫瘍の大きさが50~70%小さく
なることを明らかにしたのである。
この研究者グループのIvan Borrello氏は、「これからは、従来の化学療法や癌の免疫療法
だけでなく、バイアグラが抗癌治療に使用されるかもしれませんね。」と語る。
URLリンク(www.int.iol.co.za)
訳文・解説
URLリンク(www.sorainu.com)