06/09/20 18:22:29
新薬の特許が切れた後に同じ成分で開発され、価格が安く抑えられた
後発医薬品(ジェネリック医薬品)について、日本医師会は、医師の約7割が
「使用に慎重あるいは懐疑的な意見を持っている」とする調査結果を発表した。
日医は「現場での信頼性が確立されているとはいえない」として厚生労働省などに
問題点を訴えていくという。
5月末から7月、ホームページを通じて後発品の品質や効果について
会員の意見を募り、約580人から回答があった。
後発品の「効果」について尋ねたところ、有効回答154人のうち「問題なし」との
答えが31%だったのに対し、「問題あり」は69%。「品質」(有効回答104人)
についても54%が「問題あり」とした。「安定供給」(同89人)については7割が、
副作用や安全などの「医薬品情報提供」(同116人)については8割が
「問題あり」と答えた。
後発品は開発費がほとんどかからないため、価格は新薬の2~7割。
厚労省は医療費抑制のため利用促進を打ち出し、4月に規制が緩和され、
市場参入が相次ぐなど使用が広がっている。
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