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富山市に研究生産拠点を持つ富山化学工業(東京)が開発着手した抗ウイルス剤
「T― 705」が、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)に対して有効性が
あると判明した。ハワイで十九日(日本時間二十日)、開催中の第八回呼吸器
ウイルス感染症国際シンポジウムでユタ州立大が発表した。
「T―705」は二〇〇〇年、A、B、Cいずれの型のインフルエンザウイルスに強い
阻害効果を持つ抗ウイルス剤として開発に着手した。〇四年一月、米国立アレルギー
感染症研究所(NIAID)と「各種病原性ウイルスについての有効性試験の実施と
サンプル提供に関する契約」を締結している。ユタ州立大は、NIAIDの委託を受けて
検討を重ねていた。
現在、動物実験の段階だが、富山化学工業では、厚労省や米国食品医薬品局
(米FDA)と協議しながら、早期の市場投入を検討する。
ソース:富山新聞(2006/03/21)
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