花王の食用油「エコナ」の成分、ラットの舌にガン促進作用を示唆at SCIENCEPLUS
花王の食用油「エコナ」の成分、ラットの舌にガン促進作用を示唆 - 暇つぶし2ch327:名無しのひみつ
05/09/28 12:18:36 pAYNPVME
エコナの安全性如何の問題については、この掲示板でも、845に記載したとおりですが、ここで、改めて、問題点を下記に列挙しますと、次のとおりです。
URLリンク(www.sasayama.or.jp)

1.マーガリンが、植物からとった食用油であるのに対して、エコナ(DAG)は、食用油ではない。
それ故に、FDAは、エコナの主成分であるジアシルグリセロール(diacylglycerol)が
GRAS( Generally Recognized as Safe 一般に安全と認められる食品素材)とする
花王の主張に対しては、異議をはさまなかったが、その使われ方については、これまでの
マーガリンに代替される使われ方ではなく、補助的使われ方がされることを前提として、
花王に対して、今後、更なる安全性の検証をもとめた。

2.FDAは、エコナのアメリカでの商標であるDAGについて、消費者は「主成分である
diacylglycerolのDiとAcylとGlycerolの省略形」としては、認めないので、diacylglycerolを
そのまま使うべきであるとした。

3.FDAは、エコナ(DAG)のトランス脂肪酸表示について、エコナ(DAG)の製造過程が、
植物油からトランス脂肪酸を抽出し、それをさらに、再エステル化し、ジアシルグリセロール
(diacylglycerol)を作るというやり方であるので、水素添加にかんしての 「認められうる製造
工程"an accepted process"」とはいえないとした。

4.エコナ(DAG)の主成分であるdiacylglycerolがPKC (protein kinase-C )の活性化を促し、
その活性化が、発ガンの過程で起きているとの研究がある。
PKC (protein kinase-C )にあるジメチルヒドラジン(dimethylhydrazine)が、結腸癌を
引き起こすという研究がある。
「Alterations in protein kinase C in 1,2-dimethylhydrazine induced colonic carcinogenesis.」
URLリンク(www.ncbi.nlm.nih.gov)参照

5.また、エコナ(DAG)の主成分であるdiacylglycerolが、Ha-ras癌遺伝子を含む細胞のクローン
拡張を促す要因になっているとの研究もある。
「Diacylglycerol is an effector of the clonal expansion of cells containing activated Ha-ras genes」
URLリンク(carcin.oxfordjournals.org)参照

6.さらに、diacylglycerol自体が、細胞表面のレセプターに対してリレーでシグナルを
送る場合、その信号を増幅してしまう「第二メッセンジャー」(Second Messengers)と
しての役割があり、この増幅によって、細胞内に大きな生化学的変化を生じさせること
になるとする研究もある。
「Second Messengers」
URLリンク(users.rcn.com)参照

以上のことから、発がん性については、商品エコナ(DAG)の問題以前の、diacylglycerolやPKC
(protein kinase-C )にあるジメチルヒドラジン(dimethylhydrazine)の問題であるといえ、
エコナ(DAG)の安全性を食品安全委員会の場で検証すること自体に、大きな問題があるものと思われる。


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