07/12/02 21:48:48 Jr/PzSKn
汚染大気の「危険度」は?
新たに規制の対象になる物質について言えば、前述の中央環境審議会の答申を受けて、
環境庁はまずベンゼンに1立法メートル当たり0.003ミリグラム以下の環境基準を設定、
ガソリン中のベンゼン含有率を現行の5%から1%に引き下げるなど規制を強化する。
トリクロロエチレン、テトラクロロエチレンについても、近く環境基準が導入される見込みである。
規制の対象になるということは、たしかに危険が否定できないからではあるが、
現状が非常に危険と考えるべきではない。大気汚染に原因があるがんは、
かつてアメリカの疫学的研究では全がんの2%程度と見なされていた。
タバコや、バランスを欠いたり肥満につながるような食生活に比べれば、
はるかにリスクは小さい。おまけに、過去30年の間にいくらか汚染が
軽減されたこともあって、最近は全がんの1%以下とする見解が
提出されている(SCIENTIFIC AMERICAN,96年9月号)。無視はできないが
「その程度の」危険なのである。
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