07/08/03 17:51:28 ZQuscHFM
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東京の空のすすが半減、ディーゼル車規制効果か
東京都内の大気中に含まれるディーゼル車から出る有害な黒いすすの量が、
2003~05年の調査と比べて今年は半減したことが、東京大学先端科学技術研究センターの調査で2日明らかになった。
国や東京都のディーゼル車の排ガス規制による大気汚染の改善効果とみられている。
ディーゼル車から出る黒いすすは、燃料の不完全燃焼によって発生する炭素の微粒子で、人の呼吸器に悪影響を与える。
発がん物質のベンゾピレンなど有害な化合物を含み、太陽光を吸収する温室効果を持つ。
東大の近藤豊教授らが03年5月から05年8月まで、同センターのある目黒区駒場で大気を測定したところ、
月別のすすの平均量は大気1立方メートル当たり1・71~2・99マイクロ・グラム(1マイクロ・グラムは100万分の1グラム)で、
全期間の平均量は2・3マイクロ・グラムだったが、今年1月から先月までの調査では、
月別平均量が0・86~1・33マイクロ・グラム、全期間の平均量で1・1マイクロ・グラムと半減していた。
東京都は03年10月から、乗用車を除き、粒子状物質の排出基準を超えるディーゼル車の都内走行を禁止している。
また、国では05年10月から、ディーゼルのトラックやバスの新車を対象に、
粒子状物質を約85%減らす排ガス規制(新長期規制)を実施している。
近藤教授は「中国、タイ、インドなどアジアの大都会では、すすの量が東京の数倍に達するとみられる。
日本の自動車規制が他国の大気汚染対策の手本になるだろう」と話している。
(2007年8月3日3時1分 読売新聞)