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トヨタ、新ハイブリッド08年に実用化 低燃費で小型化
2005年11月16日09時21分
トヨタ自動車は、燃費に優れ、コストも抑えた第3世代のハイブリッド
システム(HS)を08年に実用化する。ガソリンエンジンより数十万円程度
高い製造費を圧縮、コスト差を半減させる。同時にシステムの小型化も図り、
搭載する車種を中型車以上の大半に拡大して需要を掘り起こす。これに
あわせて、現在は国内に限られている基幹部品の生産を米国でも始め、HSの
世界的な主導権確保を狙う。
HSの第1世代は97年にプリウスに搭載され、発売が開始された。03年
に実用化された現在の第2世代は、ガソリンエンジンを補助する電気モーター
の出力を1.5倍に高め、1リットルあたり35.5キロという世界最高水準
の燃費を達成した。
第3世代型は、モーターの動力源となる電池の軽量化と性能向上を同時に
進め、HSの生産能力そのものも現在(年間30万台規模)より倍増させて
量産効果も発揮、製造コストを抑える。現在、ガソリンエンジンとHSの2
種類がある多目的スポーツ車「ハリアー」の場合、販売価格差は約85万円。
次世代型HSは製造コスト差が半減するため、販売価格差も大きく縮まる
見通しだ。
さらに、システム自体をコンパクト化すると同時に、燃費と走行性能向上の
両立も図る方向で、開発を進めている。実用化にあわせて、プリウスをモデル
チェンジするほか、現在は7車種にとどまるHS搭載車を中型車以上の大半の
車種に広げ、需要の拡大を目指す。
トヨタは、06年までには米国と中国でハイブリッド車の生産に乗り出す
ことにしている。第3世代型の早期投入で、10年にもハイブリッド車の世界
年産100万台を実現したい考えだ。
URLリンク(www.asahi.com)