07/07/10 02:09:39 F+YzFn+b0
(>>289の続きです)
「私は右翼団体を主宰するせと弘幸です!
皆さんは我々の活動を見て、大変驚いているようですが、今をときめく総理大臣・中曽根康弘先生も若かりし頃は右翼団体・青雲塾を主宰して、日の丸を掲げ当選した、我々のいわば大先輩であります!」
・・・
会場はシーンと静まり返りました。
一体、次に私が何を話しするのか―、皆私に注目しているのが、はっきりと壇の上から感じ取れたのです。こうなったら、後はまくし立てるだけでした。
「国士・中曽根先生は行政改革によって、散らかった部屋を大掃除して、床の間に飾られた米国から押し付けられた憲法ではなく、日本人の手による憲法を据え、教育の正常化を成し遂げる!」
「それが戦後政治の総決算であり、私の使命だと申しておりますが、これは我々が目指すところと全く同じであります!
ただ違うのは政治手法において、田中角栄のような金権腐敗政治家に操られて政治を行なっています!
私はそのような田中政治とは決別すべきと訴えているのです!」
私は前に演説した共産党の候補者を徹底的にこき下ろしました。背にした「日の丸」を指差して半身になって、次のように演説しました。シーンとした会場に、マイクを通さない私の声が響き渡りました。
「皆さん、今共産党の候補者が演説しましたが、共産党の配下である日教組は学校でどのような教育をしているのか?
彼らはこの日の丸を何と教えているか?」
(続きます)