06/10/29 11:37:00
/.⌒ヽ
/ .\
../ ヽ. \
(./ ヽ. ) ただじゃするめよ・・・
/ l"
.ノ ,,,,_ ,,,,,, l
l =(へ)=(へ)= ..|
l :::(__..:: |
ヽ.._ ー=ー _,ノ
. 丿ノ ノ 丁丁 ̄l\
. く_(__(_(_._」____)ノ
3:現職板長 ◆Ztake9CIMI
06/10/29 11:39:14
,.,.,.,.,.,.,.,..,.,.
,;f::::::::::::::::::::::T
i:::/'" ̄ ̄ヾ:::i
|/ ,,,,_ ,,,,,,_ヾ|
|=(へ)=(へ)=|
{ :::(__..:: |
. ', ー=ー ', おっ!
ヽ___ / 良スレが立ったなぁ~
/´`''" '"´``Y'""``'j ヽ
{ ,ノ' i| ,. ,、 ,,|,,. 、_/´ ,-,,.;;l
'、 ヾ ,`''-‐‐'''" ̄_{ ,ノi,、;;;ノ
ヽ、, ,.- ,.,'/`''`,,_ ,,/
`''ゞ-‐'" `'ヽ、,,、,、,,r'
,ノ ヾ ,, ''";l
./ ;ヽ
.l ヽ,,∩ ,/ ;;;l
| ,ヽ( )/ ;;;;|
| ,' ;;;l l ;;'i, ;|
li / / l `'ヽ, 、;|
l jヾノ ,ノ ヽ l ,i|
l`'''" ヽ `l: `''"`i
.l ,. i,' } li '、 ;;' |
l ; j / _, -― ' ̄ ̄`ー‐-、_
,, .--、,,__,,-' ̄;;"`´ ;; __ __, -―- 、;; ≧〔゜゜〕≦ カッコエェェ~
4:私事ですが名無しです
06/10/29 11:51:05
,.,.,.,.,.,.,.,.,__
,,;f::::::::::::::::::::::ヽ
.. i::::::::/'" ̄ ̄ヾi
|:::::::| ,,,,,, ,,,,,,|
____,----- |r-==(三);(三)
/|| || || || ||// // |( ヽ ::..__) }
/|| || || || || // // / ヽ.. ー== ;
|| || || || || // // / \___ !
|| || , '⌒`// // / /|| ||
|| || |((=々// // / / || || ̄ |
|| || ヽ _// // / / __|| || ≡≡|
ヾ、|| || // // / / / || || |
┃┃ // // / / / || ||≡≡≡|
┃┃// // / / / || || |
| // // /∩ ( , -、( || || ≡≡≡|
|// // 〈/ L// | || ∩ , -、-、
|// //|ー′ ,二⊃| \/ ||/ l、///
|/ // |_ ,二⊃| /ー-′ __二⊃
| // |\ ̄ ̄\ヽ、 | /__ `,二⊃
//| レ' \____丶' ノ / /  ̄ ̄ ̄ |
\ ,`~ヽ / \ |
\____//ヽ、___ノ / ) |
5:私事ですが名無しです
06/10/29 13:30:28
/⌒ヽ
...φ(゚ρ゜∵) c⌒っ カキコカキコ・・・
6:私事ですが名無しです
06/10/29 13:56:10
URLリンク(www.eonet.ne.jp)
7:私事ですが名無しです
06/10/29 16:35:49
.≡≡≡≡ /⌒ヽ
(⌒⌒ヽ .(∵゚ρ。)
( ブッ!! ゝ|U太|
丶~ '´ ◎ ̄ ̄◎
8:私事ですが名無しです
06/11/01 13:56:13
/⌒ヽ
(∵゚ρ゜)/ あうあうあ~
/(U太 )
(;;ω;;)
9:私事ですが名無しです
06/11/02 20:28:15
/⌒ヽ
...φ(゚ρ゜∵) c⌒っ カキコカキコ・・・...φ(´ー`)c⌒っ カキコカキコ・・・
10:私事ですが名無しです
06/11/03 14:00:13
最後の一行が無ければよかったのに・・・
11:私事ですが名無しです
06/11/06 03:08:37
どぅく
12:私事ですが名無しです
06/11/09 20:19:45
i::::::::/'" ̄ ̄ヾi
|:::::::| ,,,,,_ ,,,,,,|
|r-==( 。);( 。)
( ヽ :::__)..:: }
,____/ヽ ー== ; 差別はよくないな~ ん~?
r'"ヽ t、 \___ !
/ 、、i ヽ__,,/
/ ヽノ j , j |ヽ
|⌒`'、__ / / /r |
{  ̄''ー-、,,_,ヘ^ |
ゝ-,,,_____)--、j
/ \__ /
| "'ー‐‐---''
/ l`、 ノ /
,...-‐''" _.l::::`ー,=-'(
/ ´ ,.!_;;;:r''.. ` 、
,...-‐' _,....-‐'" `'-、:: ` 、
/.. ,....―'" `ー、__ `l
/_;::::-'" /::::::::::::::::ノ
,.. ./._r'" ヽ`''「 ̄ ̄
(__ノ' \_\
13:私事ですが名無しです
06/11/12 11:35:08
,.,.,.,.,.,.,.,..,.,.
,;f::::::::::::::::::::::T
i:::/'" ̄ ̄ヾ:::i
|/ ,,,,_ ,,,,,,_ヾ| 貴様と俺とは 同期のカタワ
|=(三)=(三)=| 同じ養護学校の 庭に咲く
{ :::(__..:: | 咲いた花なら 散るのは覚悟
', ー=ー ', 見事切りましょ 印税のため
ヽ___ /
14:私事ですが名無しです
06/11/17 00:35:23
ハ ハ
{ハ _《 ノ!
〉彡彡ミミハ
;彡ィ''ァヽ:::ヾk
(三);(三)==lk ひひーん!!
,レテニ.ヽ:::'':::::lllハ 失格さ~
/レ'::::::::ヽゝ∠-fjハ.
. /::::;::::::::::/::C‐''T!:'リli.
{:::: :2)::;/;;/7::::;〃::::llj
. l'::'::ゝ';ム7ノ='":::i:::::リ
`‐ー′ |:::j:::::::::::j::::::|
彡彡彡彡彡\ミ
/ 彡彡彡|
/彡彡彡彡彡彡{
|::j:::::::::::j:::::j:::::::::::j::\
/ \ ヽ::::;::::::::::/:j:::::j::::::::::ヽ\
//\ \|:::j::: :::::::j::::::::j:: ::::::::;::::::::\
丶◆| ̄ ̄ ̄ ノ ::::::::/::::::::::/::::::::::::\
| | ̄ ̄"" \ '":::i:::::リ::::;::::::::: ":::i.|
| | ヽ'":::i::::: ::::::::::j:::::: |ノ⌒ミ
丶◆ \__| '::::::::ヽゝ | )))ミ
15:私事ですが名無しです
06/11/21 16:57:04
/⌒ヽ
...φ(゚ρ゜∵) c⌒っ カキコカキコ・・・...φ(´ー`)c⌒っ カキコカキコ・・・
16:私事ですが名無しです
06/11/25 16:24:52
●もうダメだぁ~、どのスレ開けてもZ武が出てしまう、うちのパンコソ末期かな~●^*
いいえ、御宅のパソコンも携帯も故障でもなければ末期でもありません。
どのスレ開いても「Z武が出る」のはZ武板だから当然、自然の摂理です。
ありがとうごZいました・・・。
17:私事ですが名無しです
06/11/28 16:55:04
★イジメ、イクナイ! カコワルス!!★
ストップ・いじめ!!!
∧_∧
Λ_Λ |.( ´∀` )ギャハハハ
( ・∀・) ⊂ つ
( )⊃ | |⌒I、│ Λ_Λ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | \.l⌒l. ▼(_) ノ (´∀` )< zちゃんボコリ最高モナー
(_)\∠ l(;´ρ`) 〇≡― ) \______
 ̄ (_;;:_) / 〇≡\
| | (__) (_)
◎ ̄ ̄◎
☆Z連(Z武板Zスレ連絡会)です☆
18:私事ですが名無しです
06/11/30 20:42:41
第一次世界大戦後なされた、二度にわたる国防方針の改定に共通していたのは、中国の
重要性が、日本にとって各段に上昇したとの認識でした。そして、その重要性という意味
には、二つの方向性が内包されていました。一つは、これまで述べてきましたように、日
本が経済封鎖と総力戦に備えるためには、中国の資源が必要であるとの点からの重要性で
す。もう一つは、アメリカをはじめとする諸列強が東アジアに干渉を強める焦点としての
中国、との観点からの重要性でした。国防方針の第三項として、世界の大勢を述べた部分
を先に引用しておきましたが、その言葉を用いて表現すれば、「禍機?醸の起因」として
の中国という意味です。
二つめの意味での重要性について、少し説明を加えておく必要があるでしょう。このこ
ろの中国は、内戦と財政難により、政治的経済的に疲弊していました。一九ニ三年末ごろ
から翌年春にかけての状況でいえば、呉佩孚を中心とする直隷派が北京政界を支配してい
ましたが、それに対して、①段祺瑞、②張作霖を中心とする奉天派、③ソビエト=ロシア
と接近しつつあった孫文、の三者が盟約を結び、直隷派と対抗するという構造になってい
ました。そして中国の財政状況は、まさにいつ国際管理下に入るかわからない状況にあり
ました。
19:私事ですが名無しです
06/11/30 20:47:15
歳入が四億五〇〇〇万元なのに対して歳出は六億五〇〇〇万元、そして、内外債は三〇
億元を突破した、との観測が日本側、とくに参謀本部(編制・動員、戦争計画を管掌するととも
に、外国情報、とくに中国の情報については、現地の駐在武官や軍事顧問など、実に広範な情報収集組織を
もっていました)などによってなされていた時期です。外債の主な内容は、①賠償金、②鉄
道収入・鉱山権を担保とする中央政府の借款、③実業収入を担保とする各省の借款、など
でした。歳入の大きな部分を占める関税や塩税については、すでに英米などの実質的監督
下に置かれて、その収入は借款の担保としての元利払いに充当され、使途についても厳密
に指定を受けている状態でした。
このような中国の財政危機について、当時の参謀本部は次のような危惧を抱いていまし
た。つまり、財政危機を終息させうる強力な政治主体の登場が当面は期待できない以上、
列強は投下した資金をみずからの実力で回収しようとして、関税や塩税に関する管理をも
っと拡大したバージョンである、列国による国際的共同管理が、中国に出現するのではな
いか、と。
この危惧を加速させる直接的な契機となったのが、一九ニ三年五月六日に起こった臨城
事件でした。津浦鉄道の第二特急が、浦口から天津に向かう途中、臨城の付近で私兵集団
による襲撃を受け、イギリス人一人が射殺され十六人の外国人が捕虜となった事件です。
これをきっかけとしてイギリスは北京政府に、賠償や責任者の処罰、津浦線にイギリス人
の運転主任・会計主任を任用することなどを求めるとともに、列国による共同の鉄道管理
案、漢口・上海への共同出兵と海軍による示威行動を、北京にいる列国外交団に提案して
きたのです。
20:私事ですが名無しです
06/11/30 20:49:19
参謀本部では、まさにその問題を、当時、張作霖の軍事顧問であった本庄繁などに諮問
していました。満州事変勃発時には、関東軍司令官の地位に就いていた本庄ですが、この
ときには、次のような意見を参謀本部に送っています。
―税関、塩税、郵政などの部分管理にすでに成功している列国は、中国の政争が続く
に従って、徐々にその力を鉄道その他の部分の管理にも及ぼしつつある。これが一挙に中
国財政への一般的な国際管理にまで進行するとは思えないが、中国の財政破綻が免れなけ
れば、列国は国際管理に踏みきるだろう。国際管理が実施されれば、イギリスは必ず関税
管理のときのようなやり方や、鉄道管理案からもわかるように、既得権に比例した最大多
数委員を出して、管理の中心的指導者の地位を占めるようになるだろう。アメリカは、列
国の勢力圏を打破して、その既得権を侵害しようと図ってくるだろう。それは、アメリカ
が、無線問題やバス路線の整備などでみせたやり方で、多大の資本によって、実質上の権
威者の地位を占めようと図ってくるだろう―。
このような英米の出方を予想するときに、本庄は、列国による中国国際管理という方向
が、「帝国の存立上至大の危険」であると判断していました。よって、国際管理に進まな
いようにするにはどうしたらよいか、という「問い」を本庄は立てます。そして、アメリ
カがワシントン会議を開催したようなやり方、つまりアメリカのペースで、アメリカの利
益を最大限に生かせるような軍縮案を他の海軍国にのませるように仕向けるやり方をとっ
てくる前に、日本側が中国の統一のための国際会議を開催し、列国代表列席の下に、中央
政府の首脳、各地の督軍、各政派代表、商務代表を網羅した権威ある統一会議を招集する
構想について述べています。日本のこのような行動は誰がみても、猜疑心を抱かずにはい
られないであろうことは、本庄も自覚的でありまして、そうならないために、「最も周到に
して公平なる計画を樹て、親日を要求するが如き自我的意思を一切除去」し、「支那自体の
統一達成を主眼とすべきなり」と書いています。
21:私事ですが名無しです
06/11/30 20:51:23
期待される統一政権が親日的である必要はなく、まったく公平な立場で中国統一に助力
する日本という自己イメージは、にわかには信じがたいところです。しかし、イギリスや
アメリカの絶大な影響力が固定化される可能性のある国際管理を回避するには、満洲を除
いた長城以南の中国政府について、それがいかなるかたちであれ、とにかくその統一安定
を心から支持するという考え方自体は、理解できるのではないでしょうか。
現実の中国の歴史は、日本主導の「公平な」統一勧告という路線も、また、英米主導の
国際管理という路線もとることはありませんでした。国民党がソビエト=ロシアと提携
し、その指導のもとに組織や体制をボルシェビッキ的なものに改変させていく過程が、こ
のあとに生じた現実の歴史でした。にもかかわらず、本庄の構想をみてきた理由は、中国
の財政破綻についての予測が非常に深刻なものであったということをみるためでした。国
防方針の第二次改定でみられた、中国は重要である、との認識についての説明は以上です。
22:私事ですが名無しです
06/11/30 20:53:31
これまで述べてきましたように、中国をめぐる対立から日米戦争になるとの想定をもつ
国防方針は、一九ニ三年に策定されています。実は、これとほぼ時期を同じくする二四
年、アメリカにおいても対日作戦計画であるオレンジ・プランが、正式な作戦計画として
大統領の承認を受け、採択されています。もちろんアメリカにおいても、日本だけを対象
としたプランが作成されていたわけではなく、イギリスやドイツを対象としたプランも同
時に立てられていました。オレンジ・プランという名称は、大統領の諮問機関である陸海
軍統合会議が、アメリカをブルー、日本をオレンジ、イギリスをレッド、ドイツをブラッ
クなどと、色で示したことからつけられたものです。
しかし、興味深いのは、太平洋戦争勃発までに作成されたすべてのオレンジ・プランに
共通していた構想として、①第一段階は、日本による攻勢的攻撃の過程、②第二段階は、
アメリカがさまざまな方法で日本近海に迫ってゆく過程、③第三段階は、大陸によって生
存しようとする日本の力を、空と海からのアメリカの力で封鎖し、包囲して降伏させる過
程、としてとらえられていたことです。日本側がニ三年に改定した国防方針とも、呼応す
るものになっていることも、注目されるでしょう。
23:私事ですが名無しです
06/11/30 21:00:02
ここまで読んできますと、日本はどうやら第一次世界大戦から経済封鎖や総力戦という
概念を学んだ結果、ニ〇年代の早くから、アメリカを主たる仮想敵国として、長期にわた
る総力戦に耐えなければならないとの構想を抱いていたのかと思われたかもしれません。
中国をめぐる問題から日米戦争にいたるという構図は、実際に日中戦争から太平洋戦争へ
と戦争が拡大していった、あの長い過程とちょうど符合しているようにみえるからです。
しかし、ニ〇年代というのは、パリ講和会議、ワシントン会議を経て軍縮の機運が高ま
り、さまざまなデモクラシー状況が進展していた時期であり、また、現実には日米の経済
関係が非常に良好な発展をとげていた時期でもあります。ですから、陸海軍の次なる戦争
に対する発想が、長期にわたる総力戦を単に要請するものであったとは考えられません。
将来予想される、長い戦争に勝利するための自給自足体制の確立をうったえるだけでは、
国民の支持を獲得していくのは難しかったでしょう。
大切なことは、ニ〇年代から満州事変へ向かう時期における、具体的な戦争の方法につ
いての構想が、かえって、短期決戦を望むものになっていったことでした。事実、国防方
針の第二次改定では、第一次改定のときにみられた、長期の総力戦に対応するとの構想は
後退していました。次の戦争が総力戦になることは避けられないにしろ、第一次世界大戦
ほど長くかかることはないのではないか、ある変数を調整してうまくやれば、大戦の長期
化も避けることができたはずだし、今後はその教訓を活かして、長期化を避けるべきなの
ではないかとの発想です。
24:私事ですが名無しです
06/11/30 21:07:41
総力戦の時代ではあるが、うまくやれば速戦即決にもちこめる、大丈夫、戦争は資源の
ない日本でもできるのだ、という論法は、実は、当時の国際協調によってもたらされた軍
縮・軍備整理の思想ともうまく共存しうるものでした。軍縮は、軍の効率化に底の部分で
つながっているからです。また、長い戦争はもうこりごりだという感覚は、世界にみなぎ
っていたはずでした。
たとえばこの時期、欧米で有力となった陸軍の軍隊組織についての理論には、次の二つ
のパターンがありました。①長期戦のための予備兵招集や原材料・資財の準備をおこなう
時間をかせぐために、敵からの第一波の攻撃をうまく吸収できるような、小規模だけれど
も近代化された常備軍をもつ、②敵が防衛線を準備する前に決定的な打撃を与えるため
に、完成され近代化された多数の予備兵を保有しておく、というものです。ただ、どちら
も長期戦を避けるという考えで発想されているという点では同じものでした。
欧米での構想と日本のそれは異なる部分もありますが、①は宇垣一成に代表される軍近
代化構想と近く、②は上原勇作などに代表される、現役多数師団保有構想に近いといえる
でしょう。①は戦力の質を向上させて短期決戦を図り、②は戦力の量による短期決戦をめ
ざしたものであり、従来は対立ばかりが強調されてきましたが、実は、ともに短期決戦を
めざしている点では同じだったとみることもできます。
25:私事ですが名無しです
06/11/30 21:08:55
第一次世界大戦があれほど長期戦になったのには理由があって、本来はもっと早く終わ
らせることもできたという観点からなされる、同時代の証言もみておきましょう。穂積陣
重と歌子の息子で、東京帝大法学部教授であった重遠は、大戦勃発時にイギリスに在外研
究中であり、大戦中のイギリス国内の対応を詳細にその日記に記していました。一九一四
(大正三)年十一月二十四日、ロンドンの日本人会での講演において、のちの満州事変のと
きに参謀次長となる二宮治重が次のように述べているのを、穂積は書きとっています。
英国が平生の準備を欠きたる上に、動員出兵に立ち遅れたるは甚だ不手際にて、さも
なくば戦局は大いに変化し、あるいは戦争は起こらざりしやも知れず。
(『欧米留学日記』)
二宮はここで、敵からの第一波の攻撃をうまく吸収できるような小規模な近代化された
常備軍をイギリス軍がもたず、望ましい陸軍動員をイギリスが実行できなかったために、
一四年九月のマルヌの会戦を契機とする西部戦線の膠着が始まったのだ、との非難をイギ
リスに向けていたのでした。
26:私事ですが名無しです
06/11/30 21:11:19
これまで、戦後に生じた短期決戦論について、陸軍を中心にみてきましたので、次に海
軍についてみてみましょう。斎藤実文書には、ロンドン海軍軍縮会議が開会された一九三
〇(昭和五)年一月の日付のある「軍縮所見」という文書があります。これは、海軍の長老
山本権兵衛、牧野伸顕内大臣、一木喜徳郎宮内大臣、国務大臣、枢密顧問官などが首相官
邸に会合した場合に、最新の情勢に基づいた軍縮問題を、加藤寛治海軍軍令部長などが説
明するための資料として作成されたものです。文書は、①補助艦七割の由来、②米国海軍
政策、③帝国主張の三要点、④諸言、という構成で書かれていますが、注目すべきは②で
す。この史料は、あくまで加藤の観点に基づいて書かれていますが、米国海軍が大戦で学
んだことについて、まず、次のようにまとめています。
―アメリカが大戦によって学んだ最大の教訓の一つは、速戦即決の必要である。積極
的攻勢に出なければ、戦争は長引く。その結果どちらが勝利しても共倒れになる。速戦即
決は決戦に限る。大戦が長くなってしまったのは、英国大艦隊の安全第一主義のためであ
った。過度の自重と無策とが主因の一であるから、アメリカ海軍としては、いかにして劣
勢艦隊に決戦を強いるべきかを専心研究せねばならない―。
27:私事ですが名無しです
06/11/30 21:13:35
加藤の言葉でアメリカの方針が語られると、アメリカの方針は本当にそのようなもので
あったのか、真偽が疑わしく思えますが、オレンジ・プランを詳細に分析した軍事史家ミ
ラーの War Plan Orange によれば、アメリカ海軍のなかには、アメリカの国富が戦争を
果てしなく続けさせうることも、従順な日本人が指導者の命ずるままにいつまでも戦うこ
とも、どちらも疑念の余地がないならば、問題となるのは、アメリカ国民の忍耐であり、
それは時間的に限られているとの認識が深く刻まれていたといいます。
事実、アメリカにおける作戦計画のプランナーたちは、一九二四年の文書では、「政府お
よび産業界は、長期戦の準備をすべきであるが、動員は短期決戦の必要ある場合に限り行
うものとする」という、両論併記的な、ある意味で混乱した判断を記し、ニ八年の文書で
も、「我々は長期戦を覚悟しなければならない。しかし、できるだけ短期間に勝利を獲得で
きるよう作戦行動をとるべきである」と書いていました。そして、非常に面白い点は、彼
らが想定していた動員可能な短期決戦の期間が、動員日から二年という設定であったこと
です(ニ八年一月に策定された「対日全面戦争の作戦進捗予想」表による)。アメリカにとっても戦争
は、せいぜい二年と予想されていたわけです。
28:私事ですが名無しです
06/11/30 21:14:48
我々はよく、日本海軍の考えていた短期決戦構想に対して批判を加えて、資源に乏しい
日本が、長期持久戦を強いられないための自己中心的な願望から、短期決戦論が出されて
きたかのように考えることが多いのです。しかし、これまで述べてきたように、短期決戦
論というのは、アメリカ海軍においても同様に唱えられていたことに注意していただきた
いと思います。二年という数字も同様で、日本海軍の対米作戦構想は、本土近海で米太平
洋艦隊を迎え撃つ邀撃思想(渡洋する米国艦隊を補助艦隊で漸減し、本土近海で主力艦による艦隊決
戦をするとの発想)であり、新しい軍艦造艦に少なくとも二年以上かかることから、開戦前
にストックされていた戦力で二年以内に勝負を決すべきだとする短期決戦思想でした。ア
メリカ海軍の二年という数字も、造艦に必要な年数から導き出されていたわけです。
海軍軍令部長の加藤も、さきほどの文書のなかで、次のような、不敵ともとれる発言を
残しています。
最重要なるは、日米用兵上の研究が恰も符節を合する如く一致する点である。然し之
は、何等不思議とするに足らぬ。国防用兵と云ひ、軍事機密と云ふも、要するに常識
の問題であるから、正確なる資料に基き真剣なる研究を積めば、結局同一結論に到達
するのが当然。 (「軍縮所見」)
日米両国とも、世界大戦の経験から多くを学んだのだから、その作戦構想は相似形とな
り、似通ったプランで向き合うことになると、加藤は判断していました。
29:私事ですが名無しです
06/12/02 21:08:56
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|次でボケて!!!! |
|_________|
/⌒ヽ ||
(∵゚ρ゚) || ヽ(´ー`)ノ
~(U太)~ (___)
(;;ω;;) | |~~
◎ ̄ ̄◎ ころころ~
30:私事ですが名無しです
06/12/04 14:49:36
/.⌒ヽ
/ .\
../ ヽ. \
(./ ヽ. ) 差別はただじゃするめよ!
/ l"
.ノ ,,,,_ ,,,,,, l
l =(\)=(/)= ..|
l :::(__..:: |
ヽ.._ ー=ー _,ノ
. 丿ノ ノ 丁丁 ̄l\
. く_(__(_(_._」____)ノ
31:私事ですが名無しです
06/12/06 06:01:47
,.,.,.,.,.,.,.,..,.,.
,;f::::::::::::::::::::::T
i:::/'" ̄ ̄ヾ:::i
|/ ,,,,_ ,,,,,,_ヾ|
|=(〆)=(〆)=| ひ~ん
{ :::(__..:: |
. ~~~~~
ヽ___ /
32:私事ですが名無しです
06/12/08 07:21:08
,.,.,.,.,.,.,.,.,__
,;f::::::::::::::::::::::::::ヽ ・・・そもそも・・・
i/'' ̄ ̄ヾ:::::::::::i “絶望”して死ねるほど
|,,,,_ ,,,,,,_ |::::::::|`i'ー . 人間は
..(一);(一)==r─、 「`'、`ー、 完全な生き物じゃないさ・・・
{ (__..:: / ノ/ `ー、ヽ いい加減なもんだよ
', ==一 ノ|イ ー-、. ノ7┐
!___/ヽ.「~ ̄ `''ァf‐┘ ん?
. `、 }ー-`、__..._/::l
`|:::::::|ヽ/l:;:;:;|
. |::::::::l:::::::::::::::l
. l::::::::l:::::::::::::::l
l:::::::::l::::::::::::::l
l;::::::::{:::::::::::::l
`iiiiiiiハiiiiiiiij´
∠-、レ'ヽ〃〕
33:私事ですが名無しです
06/12/10 07:44:50
:..... ........::::::::::::::::::::::::::: ;;;;;;;::::::::::::::::::
γ ⌒ ⌒ `ヘ
ドーン イ "" ⌒ ヾ ヾ
/ ( ヽ(´Д`;)ノ オイラも大怪我さ~
( (___) ヾ )
......ゞ (. . ノ. .ノ .ノ........... ........
:::::::::::::::ゝ、、ゝ....| |..., , ノソ::::::::::::::.......::::::
_....,,. .-ー;''.! i;;;~-ヽ_
γ ,~ー'''l ! |'''ーヾ ヾ
( ( |l | ) )
ヾ、 ⌒~"""''''''⌒~'"´ ノ
""'''ー-┬ーr--~''""
34:私事ですが名無しです
06/12/14 01:30:44
健常者ども~
35:私事ですが名無しです
06/12/16 20:32:11
∫∫∫∫
,.,.,.,.,.,.,.,..,.,.
,;f::::::::::::::::::::::::::ヽ
i/'" ̄ ̄ヾ:::::::::::i
|\ #/ 彡|::::::::| 皮被りのセブナーは
(三);(三)==r─、| 猛反省汁!!!
. { (__..:: /⌒丶ソ
( _ノ|. |. |_) |
( ̄ ̄ ̄ ̄ |
36:私事ですが名無しです
06/12/20 17:54:05
おすすめ2ちゃんねる 絶賛開発中。。。
手足ないので取りに行く
手足取りに行ったけどなかった。次は一時間後に取りに行くです。
37:私事ですが名無しです
06/12/22 15:25:23
,.,.,.,.,.,.,.,..,.,.
,;f::::::::::::::::::::::T
i:::/'" ̄ ̄ヾ:::i
|/ ,,,,_ ,,,,,,_ヾ| 貴様と俺とは 同期のカタワ
|=(三)=(三)=| 同じ養護学校の 庭に咲く
{ :::(__..:: | 咲いた花なら 散るのは覚悟
', ー=ー ', 見事切りましょ 印税のため
ヽ___ /
38:私事ですが名無しです
06/12/24 00:03:35
,.,.,.,.,.,.,.,.,_
,,;f::::::::::::::::::::::ヽ
i::::::::/'" ̄ ̄ヾi なに言ってるのか
|:::::::| ,,,,,_ ,,,,,,| .nn
ミ |r-==(・ );(・ ) 彡| | |^!n
( ヽ :::__)..:: } ∩|..| |.|
,____/ヽ ー== ; {! ::: :|全然わからないのさ~
r'"ヽ t、 \___ ! ヽ :イ
39:私事ですが名無しです
06/12/26 18:14:25
┌──┐
| 訴えて. | 旧住人(セブナー)は
|.やるw | Z武スレに対するセクハラ行為を
└──┘ 直ちにやめろ!!!
||
ヽ(´ー`)ノ|| ただじゃするめよ!
(___)
| |~~
◎ ̄ ̄◎ ころころ~
40:私事ですが名無しです
06/12/29 22:35:56
卜"ゥ~ソ !!
41:私事ですが名無しです
07/01/01 01:24:13
,.,.,.,.,.,.,.,.,__ /  ̄`Y  ̄ ヽ
,;f::::::::::::::::::::::::::ヽ / / ヽ
i/'" ̄ ̄ヾ:::::::::::i ,i / // / i i l ヽ
|ノ ::.::: ヽ_ |::::::::| | // / l | | | | ト、 |
(三);(三)==r─、| | || i ノ ヽ、 | |
{/( ,_、)ヽ / ノ′ (S|| | o゚⌒ ⌒゚o |
. ', ィェエヲ ノ | || | .ノ )
!_U_/_|: | || |、_ ~'_/| |
洋国 イニ美
新年あけましておめでとうございます
本年も夫婦二人二脚で頑張っていこうと思いますので、
2007年もよろしくお願いします。
皆さんにとって、健康で素敵な1年になりますように。
42:私事ですが名無しです
07/01/05 00:09:21
>>1
乙武さんとZ武の違いが理解できない低能カス
43:私事ですが名無しです
07/01/05 21:37:51
,.,.,.,.,.,.,.,.,__ Z武考案
,;f::::::::::::::::::::::::::ヽ
i/'' ̄ ̄ヾ:::::::::::i 仲良し中出し体操ぉ~
|,,,,_ ,,,,,,_ |::::::::| ♪
..(へ);(へ)==r─、|
{ (__..:: / ノ′ ドゥクドゥクドゥクドゥ~ン
. ', ==一 ノ
!___/
♪ / ⊂ ) )) ♪
((( ヽつ 〈
(_)^ヽ__)
44:私事ですが名無しです
07/01/26 15:50:14 0
>>1
誰だよオツ武さんって?
この板はZ武さんについて語る板だぞ。