07/10/09 15:02:43
米Blackwater社に雇われたガンマンが歩き回っているのはバグダッドやニューオリンズの
街中ばかりではない。
Blackwater社のスタッフは実は日本にも入っていて、この国にある、議論の多い弾道ミサイル
防衛システムを警備している。
『Stars and Stripes』紙によると、日本海に面した人口5500人の小さな村落、つがる市車力地区
(旧車力村)で、約100人が米国政府との契約のもとに『AN/TPY-2』レーダーを扱う任務に
就いているという。
このレーダーは、「強力な電波を西方のアジア大陸に向けており、米国やその同盟各国に向かう
敵ミサイルを探知している」と同紙は報じている。
米軍はこのシステムを非常に真剣に考えており、「不適切な時間に不適切な場所に立つ」者が
いれば銃撃される可能性がある、とWill Hunter大佐は述べている。
ここで働く約100人のチームは、「米Raytheon社と米Chenega Blackwater Solutions社の所属で、
それぞれ、ミサイルレーダーの運営と基地の警備を担当している」。
このチームを、米国兵士2名が監督している。
どのような人がこのような警備業務についているのだろうか。
Blackwater社の職務内容説明書によると、応募は21歳以上で、高校を卒業(または、高卒資格の
GEDに合格)していて、「文民警察、軍警察、または民間の警備会社」で経験があるものに限られている。
また「分数、百分率、比率、比例の概念を実際の場で利用する能力」が必須とされている。
以下に、Blackwater社の職務内容説明書から引用する。
この職務の遂行にあたり、被雇用者は、恒常的に警備の任に立ち、歩き、指先まで神経を使って、
対象物、道具、制御装置等を扱い、感覚を確認すること、手や腕を伸ばすこと、報告をして指示を
聞くことが求められる。
被雇用者はときおり、長時間机やテーブルで座り続ける場合がある。長時間立ち続けることがある。
ときおり、航空機や車両や大量輸送機関など、指定された移動手段で移動することにも
対応できなければならない。
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WIRED NEWS 原文(English)
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