07/09/26 02:14:25
オーストラリアの「ワイン用ブドウ生産者協会」は25日までに、干魃(かん
ばつ)のため2007~08年(07年7月~08年6月)のワイン用ブドウ
収穫量が例年の半分以下に減る可能性もあると発表した。
オーストラリアワインは今年7月までの輸出額が初めて30億豪ドル
(約3000億円)を超えるなど好調だったが、急激な収穫減により、全国
7500の栽培農家のうち約800が破産の危機にあるという。
協会によると、07~08年の収穫予想は80万~130万トン。最悪の場合、
例年の収穫量(190万トン)の半分以下に落ち込む計算となり、深刻な干魃
で30%減少した06~07年を超える被害になる。
最も干魃被害がひどいのはワイン産地として有名な南東部のマレーダーリング
盆地。河川の水を利用した潅漑(かんがい)で栽培している地域だが、潅漑用
水の供給量が例年の10%しかない所もある。国内では一部でワイン値上げが
みられるほか、生産者の中には高級ワインに特化し、低価格ワインは外国から
の輸入で賄う動きも出ている。
ロイター通信によると、オーストラリアの科学者らは地球温暖化で同国のワイン
生産地域の気温が30年までに1・7度上昇すると予測、品種の一部は生き
残れないとみている。
ニュースソース:産経新聞ー共同通信
URLリンク(www.sankei.co.jp)
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