07/08/08 14:53:47
□ヒラリー氏、オバマ氏との差を広げる 米世論調査
ワシントン（ＣＮＮ） 米大統領選の民主党の有力候補、ヒラリー・クリントン上院議員の
支持率が、対立候補のバラク・オバマ上院議員とのリードを広げたことが、米紙ＵＳＡトゥデーと
ギャラップ社による最新の世論調査で６日分かった。
調査は３─５日、民主党寄りの有権者４９０人を対象に実施された。その結果、ヒラリー氏の
支持率は４８％と、３週間前の前回調査から２％上昇。オバマ氏は２６％で前回から２％下落し、
ヒラリー氏の差が２２ポイントに開いた。３番手のジョン・エドワーズ元上院議員は１２％。
ヒラリー氏の支持率上昇は、先月２３日に行われた「ユーチューブ・ディベート」で、
反米各国の指導者への対応をめぐりオバマ氏と対立したことが背景にある。こうした指導者らと
無条件に会談しないとするヒラリー氏は、討論会終了後、大統領就任１年目に会談を実施すると
語ったオバマ氏を「青臭い」と批判。民主党支持者や民主党寄りの無党派層は、テロ対策や
イラク政策などでヒラリー議員の方を好感している。
２人の支持率をめぐっては、ニューズウィーク誌による調査と、ＮＢＣとウォール・ストリート・
ジャーナル紙による調査でも、ヒラリー氏がオバマ氏をそれぞれ２３％と２１％上回った。ただ、
予備選や党大会の開催が早いニューハンプシャー州とアイオワ州では、ヒラリー氏とオバマ氏、
エドワーズ氏の３人の支持率が、ほぼ同水準で並んでいる。
一方、ＵＳＡトゥデーとギャラップ社が共和党寄りの有権者４０５人を対象に行った調査では、
米大統領選の共和党候補者の中で、ルディ・ジュリアーニ前ニューヨーク市長が３３％で支持率
首位に立った。２位以下は、まだ出馬を宣言していない俳優のフレッド・トンプソン元上院議員（２１％）、
ジョン・マケイン上院議員（１６％）、ミット・ロムニー前マサチューセッツ州知事（８％）の順。
出典：CNN.co.jp 2007.08.08 Web posted at: 12:52 JST- CNN
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画像：ヒラリー・クリントン上院議員（左）とバラク・オバマ上院議員
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