07/08/07 05:43:40
■競馬好き配慮、ダービー前日に挙行
英国の王位よりも恋を選び、米国女性と結婚したウィンザー公(元エドワード8世)
に対しチャーチル英首相が、エリザベス女王の戴冠式に欠席するよう連絡していた
ことが英国立公文書館の公開文書で明らかになった。
英BBC放送が報じた。
1936年に即位したエドワード8世は離婚歴2回のウォリス・シンプソン夫人と
交際していたが英国内の世論はこぞって結婚に反対したため、同年12月、在位
わずか10カ月余りで退位、ウィンザー公となった。
翌37年に2人はフランスで結婚式を挙げ、「王冠を賭けた恋」と話題をまいた。
当時の記録によると、同首相は52年11月、仏で暮らしていたウィンザー公と
連絡を取り「記者会見を開き、元国王が戴冠式に出席するのはふさわしくないと
発表するように」伝えた。
戴冠式の日取りについて、同首相は53年5月29日の金曜日は「縁起が悪い」、
競馬のダービーが行われる6月3日は「論外」として、当初は6月1日の月曜日を
念頭に置いていた。
結局、準備に手間取るという同僚の助言を受け入れ、6月2日に落ち着いたという。
ダービーの日を避けたのは女王の競馬好きに配慮したからだという。
ニュースソース
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)