07/06/21 04:03:06 g4FnBCQz
>>371
>生物統計学って知ってる? 知らなそうだね。
生物統計学ねえ。
赤いオシロイバナと白いオシロイバナが不倫すると5%の確率で
ピエロが出るって、あれか?
それとも、緑のピーナッツと黄色のピーナツ五分五分に混ぜて
タネまいたはずなのに、成長して収穫して統計上有為なサンプリング
で調べると、どうしても鯨豆が3-4%でてきちゃう。ところが
どっこいお客さん、ここで「赤池情報量規準」てゆうありがたーい
おまじない使うとあーら不思議、厄介な鯨豆がきれいさっぱり消えました
て、こんなもんか?
www、国際的に有名な蝋山朋雄さんの「個体群生態学」教科書だと、
全編数学、統計学の文脈で書かれてるけど、蝋山さん自身は「生物
統計学」って言葉を一切使ってないな。普通の統計学と、まともな
実証科学の態度で十分なんだ。
蝋山さんが第一章冒頭で引用してる数理生物学の古典的名著、ロトゥカの
一節だともっと過激だ。「私が三角形を4辺に囲まれ、4つの角を持つ平面図形、
四角形を3つの辺に囲まれ、3つの角を持つ平面図形と定義しても私は矛盾に
陥ることは無い。私の幾何学はユークリッド幾何学からはずれることはない....」
このアルフレート・ロトゥカの古典的名著、1956年の再版だと「数理生物学」に
なってるけど、1925年の初版ではなんと「物理生物学」だねw
Alfred James Lotka (Elements of Physical Biology, 1925)
補助的学問、応用統計学の部門区分なんてそうたいした問題じゃない。
問題は実証科学をまともにやる態度があるかないかということだ。