07/06/19 04:40:02 fnfnHIj1
>クジラの種類ごとや個体間での独立性をどう維持すんの
この発言の意味のわからなさというのは、ある種、日本の調査捕鯨の
わけのわからなさと共通してるね。
18年も南極で鯨獲ってるのに、それが冬にはどこへ行くのかが
まったくわからないし、知ろうという気もないみたいなのね。
日本周辺のクジラだともっと不可解ね。
ちょうど夏冬の摂食場、繁殖場を行き来する通過途中というのが
日本の位置なんだけれど、どこから来てどこへ行くのか、調べられて
いない。面倒なミッドウェー <―> カムチャツカ間であるらしい
個体群に関しては、無いことにしようと試みたりとか。これではどの
群から捕鯨してるのかわからないわけよ。それでは管理ができないの。
もちろんブラジルやオーストラリア、ニュージーランド、カナダ、
アメリカ、北欧でやっているように、多くのクジラにマーキング
(斑紋、遺伝子を含むあらゆる自然マーキング、音波、電波などの
人工マーキング)をして追跡、経年調査すればこういうことはわかるのに。
クジラに限らず、陸上の動物でも糞探知犬を希少種探査、個体群推定、
健康管理等に使うのが、非常に効率的というのはもはや動物学の常識
なのですが。”Scat detection dogs”でググってみてください。
糞の分析で糞の主も確定できるという論文がざくざく出てくる。