07/06/13 05:12:00 iUomuqgA
>>305
>で、>>288で書いた
> 「 嘘 」
>の釈明は何時頃になりますでしょうかね?
「嘘」なんてどこにも書いてないんだけどなあ。こまったなw
次世代に対する責任ということだと、今年の大会第3決議に
RECALLING the objective of the 1946 International Convention for the Regulation
of Whaling to safeguard the natural resources represented by whale stocks for the
benefit of future generations;(1949年国際捕鯨取締条約の目的が鯨類諸系群にあらわ
されている自然資源の将来世代に対する便益を保障するためのものであることを想起し)
と書いてありますね。
この次世代の自然、天然資源の保障というのが、水産部門だと20―30年で回復できない
ようなダメージを与えてはいけないというのが、現在の慣習法的なものになってるのです。
国際法では慣習法に拘束力あります。
だからマグロやウナギに関しても、FAOやその下部機関でそういう決議が立て続けに
出てるんですね。別に日本たたき、中国たたきというわけじゃない。
>合理的捕獲量はほとんど各海域、各種0頭になるというだけの話です。
というのはほんとで、マスコミなんかでは1986年以来捕鯨全面禁止、という
書き方してますが、毎年の国際捕鯨委員会年次報告の後ろのほうに、各海域別、
鯨種別の商業捕獲枠一覧表というのが出ていて、たまたま各項目0頭になって
いるというだけです。禁止じゃなく、捕鯨オッケーなんだけど、ただしその頭数は、
たまたまゼロ頭という理屈です。
いくらかの場合には、鯨の系群がどうなってるのかわからず、不確実性が大きいから
商業捕鯨枠0頭という理屈です。日本周辺にミンククジラが数万頭いたとしても
少なくともJ群、O群、W群という三つの群があって、これのうちのどれか一つに
20―30年で回復できないようなダメージを与えてはいけない、従って各群の
区分と推定頭数を統計上有為、安全なレベルにまで明らかにしなきゃいけない、
それが出来ないうちは数式上0頭という答えしか出てこないと、こういう理屈です。
南極海の調査捕鯨でも、本当は「南極のミンククジラ」=クロミンククジラだけ
獲ってるつもりが、これとは種類が違うコビトミンククジラが混じってましたね。
これ大問題です。コビトミンククジラが世界に何頭いるのか、誰も推定作業
はじめたこともないからです。しかもコビトミンククジラは人懐っこく、
グレートバリアリーフのホエールウォッチングでは、客にダイビングを
させて、一緒に泳がせたりしてます。これがいいことかどうか、これから
国際捕鯨委員会でさらに詳しく議論されますが、いずれにしても経済価値の
高い鯨だし、将来のガキンチョにも重要な鯨なので、間違って獲っちゃいました
スンマセンじゃあすまないんだよね。