07/02/18 05:16:20
仏南東部のカンヌで開かれているフランス・アフリカ首脳会議に出席している
ラム・スーダン外相は15日、スーダン、チャド、中央アフリカの首脳が
それぞれの国の反政府活動を支援しないことで合意したことを明らかにした。
同外相は「各国は他の国の主権を尊重し、どの国も自国領土内の反政府活動を
支援しないという約束だ」と語った。
主催国フランスの大統領報道官によると、首脳会議では、この合意文書にこれら
3カ国の首脳および他の6カ国の首脳が署名した。
3カ国は①それぞれの国の主権尊重②3カ国間の協力強化③国連およびアフリカ連合
(AU)との協力-の3原則で合意した。
スーダン西部ダルフール地方の民族紛争がチャド東部ならびに中央アフリカ北東部
に波及して以来、スーダンとこれら隣国2カ国との関係は悪化している。
チャド北部の反政府勢力はデビ政権転覆を目指している。また中央アフリカでは
昨年10月以来、反政府勢力がボジゼ大統領を追放するため武力闘争を展開している。
チャドと中央アフリカはともに、スーダンが両国内の反政府勢力を支援していると
非難している。
これに対しスーダンは両国の主張を否定し、逆にチャドと中央アフリカがダルフール
の反政府勢力を支援していると非難している。
15日の首脳会議にはバシル・スーダン大統領、デビ・チャド大統領、ボジゼ・
中央アフリカ大統領のほか、ムバラク・エジプト大統領、クフォー・ガーナ大統領
(AU議長)らも出席した。
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