05/10/22 10:56:32 pC2FmCiB
父の誕生日にネクタイをプレゼントしようと
100円玉を握り締め99に向かうが
104円と知りひざから崩れ落ちる幼い兄弟の物語。
病床に伏せる母の為にテレビを買おうと出掛けるが
貧しい家庭の小遣いでは足りわけもなく落胆に暮れ家路へと就く。
途中、九十九の看板を掲げる電気屋を見つけ駆け込む幼い姉妹。
しかし飛び込むのは見たことのない桁の数字・・・
涙ながらに店員に食い下がるが、返ってくるのは冷たい薄笑いばかり。
打ちのめされた姉妹は社会への復讐を誓う。