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ガス田開発問題、「首相訪中まで」先送り…日中外相会談
【北京=小川聡】高村外相は1日、中国外務省で行われた楊潔チ外相との日中外相会談で、
東シナ海のガス田開発問題の早期解決に向け、中国側に「政治的決断」を強く促した。
(楊潔チの「チ」は竹かんむりに、がんだれ、その中に「虎」)
しかし、共同開発の対象海域をめぐって話し合いがつかなかった。両国は秋までの決着を目指していたが、
これを事実上断念し、年末にも予定される福田首相の訪中までの合意を目指し、交渉を続けることにした。
楊外相は会談で「(ガス田問題は)高度に複雑で敏感な問題だが、共同開発に向け、
双方が勇気を持って取り組み、解決のために努力したい」と述べた。高村外相は会談後、
「突っ込んだやりとりがあったが、前進があったとは言えない」と記者団に語った。
北朝鮮の核問題については、両外相は北朝鮮が核計画の
「完全な申告」をすることが重要との認識で一致した。
楊外相は台湾で国連加盟を求める声が強まっていることに、
「両岸の平和と地域の安定にとって厳しい脅威だ」と懸念を示し、
「日本が台湾独立勢力に活動の場所を与え、間違ったメッセージを送ることのないように」と要請した。
高村外相は「国連への台湾加盟は支持できない」と答えた。
両外相は07年度の対中円借款供与について書簡を交換。
1979年から続いてきた対中円借款の新規供与はこれで終了した。
(2007年12月1日23時34分 読売新聞)
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元ニューススレ
【高村外相】 ガス田「何が何でも解決」 日中外相、協議継続を確認 [12/01]
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