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台湾独立支持せず ダライ・ラマ 中国意向受け入れ
2007年11月22日 朝刊
来日中のチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ十四世が、在日の中国民主化運動家らとの会談で、
中国政府がダライ・ラマと直接対話を再開する条件としている台湾独立の不支持を、
事実上受け入れる意向を示したことが二十一日分かった。
関係者によると、会談は十九日に横浜市内のホテルで一時間あまりにわたり行われた。
ダライ・ラマは台湾の将来について「独立、統一、現状維持のいずれを選ぶかは、
台湾住民が決めるべきことだ」としながらも、独立派の動きに関しては「国益を考える必要がある」
と疑問を呈したという。この発言は、実質的に台湾独立を支持しない考えを示したものとみられる。
中国の温家宝首相は今年三月、ダライ・ラマと直接対話を行う条件として
(1)チベット独立を放棄する(2)台湾独立を支持しない-の二つを列挙。
ダライ・ラマは既に、チベットが中国の枠内で「真の自治」を目指すことを再三表明している。
今回の発言は間接的ながら温首相への回答ともいえ、七十二歳と高齢のダライ・ラマが
中国との対話実現を急いでいる事情をうかがわせている。
(東京新聞)URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
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