07/11/22 21:53:42 還 6OtliXKF
>>207
日米金融機関、サブプライム関連の評価損「2割前後」
URLリンク(www.nikkei.co.jp)
世界の金融機関で信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)に 関連した損失が増えている。
日米の銀行は最近公表した業績見通しなどで、関連資産額に対して2割前後の評価損を見込んだ。
ただ、買い手がつきにくい関連商品の価格は今後も下がる恐れがある。
サブプライムの評価損率をどのくらい見込むかが、業績や株価に大きな影響を与えそうだ。
シティグループ15―20%、バンク・オブ・アメリカ18.5%、みずほフィナンシャルグループ25%―。日米の銀行がサブプライム関連の保有資産に対して、どれだけの評価損を見込むかの「評価損率」を計算すると2割前後に集中する。
アメリカの銀行監査基準の変更が行われました。
FAS157により、11月15日以降を決算期に含む会計報告以降、下記のように会計基準が変更されます。
現状の資産を3区分に分類して評価する資産評価方法のことを指します。
レベル1 市場などで価格が確定できる資産
レベル2 推定価格と確定価格が混在する資産
レベル3 独自の評価をしている資産
レベル3の資産が多いほど不健全とされ、格付け会社により低い格付けがなされます。
現在、CDO、ABCPなどのレベル3資産の多くは、自己評価で資産評価しています。
これをABXなどの指数を用いて算定することで、レベル2資産に組み込むことができるというものです。
現在、この方式でレベル2に引き上げた場合、膨大な評価損が発生すると思われます。
また、レベル3資産が多いままですと、格付けが引き下げられることになります。
これは、銀行などの資産保有会社の膨大な評価損が発生することを意味します。
URLリンク(www.markit.com)
ABXの指数を見る限り、すべての銀行で評価損失が低すぎると思われます。