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来日外国人の指紋採取義務化、初日は全国各地でトラブル
改正出入国管理・難民認定法の施行で、新たに来日する外国人が指紋採取と顔写真撮影に
応じることが義務づけられた20日、各地の空港や港で、指紋が採取できないなどのトラブルが相次いだ。
博多港では午前8時ごろ、韓国・釜山からの数十人の団体客が入国審査を受けた際、
指紋採取にトラブルが発生したため、4人の指紋採取を断念、旅券審査などを行った上で、入国を許可した。
福岡入国管理局博多港出張所は「高齢の方で指紋が読み取りにくくなり、採取できなかった」としている。
また、富山港では5台ある指紋採取用の機器のうち1台が不調となり、使用を中止した。
法務省入国管理局によると、新たな指紋審査によって強制送還や退去命令を受けた外国人はいないという。
一方、法務省前では人権団体のメンバーら約70人が新たな入国審査制度の廃止を訴えた。
(2007年11月20日21時58分 読売新聞)
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