07/11/19 17:31:15
先端科学技術分野で中国の躍進している。 日本政府傘下の新エネルギー・産業技術総合開発機構
(NEDO)調査で、最先端生命科学と情報通信分野技術の格差が急激に狭まり、一部の分野では逆転
していることが明らかになった。
日本経済新聞は16日、中国の先端科学技術水準がすでに日本を追い越す直前まで高まっていると、
NEDOの調査結果を引用して報じた。
中国の科学技術情報に詳しい日本の研究者100人余を対象に実施したこの調査は、その理由を「中
国政府が海外から優秀な研究者を集めて莫大な支援をした結果」と分析した。
すでに人工衛星分野では中国が日本を大きくリードしているという分析が一般的だ。生命科学では「全
般的には日本がリードしているが、細部分野ではほぼ同等または格差が5年以内」という回答が多かった。
生体材料分野では「中国が2-3年進んでいる状況」という回答も出てきた。 情報通信分野では「両国
間の格差はほとんどない」というのが日本研究者の一般的な見解だった。 実用化研究分野では日本が
先を進んでいる。 しかし基礎研究では両国の技術力が同等レベルという意見が大勢だ。
電子機器分野の基礎技術ではすでに中国が名実ともに日本の競争相手になっており、薄型ディスプレ
ーや複合電子製品など実用分野でも数年以内に中国が日本に追いつくという見方が出てきている。 ナノ
テクノロジー分野でも両国間の格差が予想以上に縮まっていることが調査で分かった。
こうした状況のなか、日本の対応も注目される。 日本はひとまず次世代基礎源泉技術の確保と融合分
野先行獲得に拍車を加えるという戦略を立てた。 後方から追い上げる中国はもちろん、韓国との格差を広
げる方法は新しい分野の開拓しかないと考えているのだ。
日本・中国間の技術格差が狭まり、‘サンドイッチ’危機に直面している韓国の立場はさらに厳しくなる可
能性が高まった。 科学技術部が先月明らかにした「10大次世代成長動力産業の韓中日技術水準比較」
によると、9分野で韓中日間の技術格差が0-30%以内に狭まっている。
韓国の技術水準を100%とする場合、日本は103-128%、中国は70-85%と、3カ国の技術格差
は大きく縮まっている。
URLリンク(japanese.joins.com)