07/11/12 21:03:37 zbtMtxnh
~日本人・北野武(ビートたけし)の家系~
【武の父方祖父】
腕のいい漆職人だったが早世した。
【武の父方祖母(北野うし)】
実際には実父菊次郎の叔母なので、祖母ではなく大叔母。
明治時代の花形の娘義太夫(明治時代のアイドル歌手のようなもの)で、芸名を竹本八重子といった。
天皇陛下の御前で演奏する候補に選ばれた事もある(候補にはなったが最終的には選ばれなかった)。
引退後、田中家の令嬢の三味線の師匠をしていた際、その家で働く女中の「さき」を気に入り、
自分の息子(海軍中尉との間に出来た私生児)と結婚させようとしたが、
結婚間近にしてその息子が盲腸で亡くなった為、さきを養女とし、甥の菊次郎と結婚させた。
【武の父(北野菊次郎)】
北野うしの甥。漆職人の実父が早世し、母親の再婚で連れ子になったが、
継父との折り合いが悪く早くに奉公に出され、そのまま義絶した。
後に再会した叔母北野うしの勧めで、叔母の養女のさきと結婚した。
【武の母方祖父(岩吉)】
旧姓不明。捨て子であり、素性は不確か。捨て子を引き受けた里親は羽振りのいい米問屋で、
彰義隊の戦いのあったすぐ後、上野の山を通った時、武家風の女性に子供と乳代百両を預けられたが、
その子供がさきの実父である岩吉。(百両は当時、銀座に地所が20坪は買える金額)
成長して名家小宮家に入り婿したが、小宮家を破産させてしまった。
【武の母方祖母(小宮志ん子)】
千葉県市原市(当時は市原郡五井町)の名家小宮家(屋号信四郎)のお嬢様だったが、
さきを生んで直ぐに早世した。
【武の母(北野さき)】
旧姓小宮。実家が破産した為、13歳で東京の名家田中家の住み込み女中となるが、
田中家令嬢の三味線師匠だった北野うしに見込まれ、北野うしの息子と婚約。
しかし結婚前に婚約者が病死した為、菊次郎とは初婚である。
というわけで北野武は父方も母方も全部完璧な日本人。